軽々と ダンスも踊れそう

木製歩行器”ララ”

                                   意匠登録第992110号

 

                              

 “ララは歩みの花  自分の足で歩く  うれしさよ”

ディサ−ビスセンタ−などで、たくさんの方々に愛用されています。
ララは、いま全国各地へ一人歩きしています。

 木製歩行器”ララ”は、ある施設のお年寄りが従来の金属歩行器を使いながら 「もっと軽くて楽に動かせる歩行器があったらなあ・・・」というつぶやきを耳にしたわたしたちの安部会長が、それをヒントに「能代は木材の町。温かみのある木で、機能性が高く障害のある人に優しい補助具をつくろう。」と思いたち開発したものです。

 試作品をつくり、試行錯誤しながら、実際に施設のお年寄りに使ってもらい、2年がかりで完成しました。また、平成 9 6月には意匠登録第992110号を取得しています。

 さらに、平成 7年11月には秋田県の発明展で知事賞を受賞しました。

 平成10年9月にはABS朝日テレビの”ズームイン朝”の全国版に紹介され、北は北海道から南は九州まで、ひっきりなしに2カ月間電話が殺到し、応接にてんてこ舞いしました。 2,3ケ月は注文をうけた歩行器の出荷やカタログの発送に追われる忙しい毎日でした。 お使いいただいた人たちからは、丁寧な心温まる礼状やらアドバイスをいただき、本当に木製歩行器”ララ”が少しでも歩行困難な人たちにとって楽しい歩行の手助けになれば大変ありがたいことだと会員一同話し合っております。

 また、平成12年3月には国際医療福祉大学からお話があり、この木製歩行器”ララ”がSkyPerfectTVの医療福祉チャンネル774に取り上げられ放映されております。 視聴者の方から「こんな温かみのある福祉用具は初めてだ」という声が多数あったとのことです。

 この木製歩行器は、開発当時お年寄りの最低年金が3万円ぐらいだったので、子どもの世話にならずお年寄りが自分の力で買えるようにと1台28,000円(消費税別途)に設定しました。

 注文を受けますと”にぐるま工房”で組み立て、梱包して、宅急便で直接ご本人宛運賃着払いで発送しております。まだ一度もお取引上のトラブルが発生したことはありません。