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リーグ戦第6戦の最終戦。
すでにリーグ戦の優勝がなくなったレラティヴズだが、今後に向けても勝っておきたい試合だった。
が、今の繋がりがない打線がそのまま出てしまった。相手の守備は良かったが、その場合は失策などで
走者を貯めることができなくなる。よって、盗塁や走塁でかき回すことでリズムを掴みたいところだった
が、逆に相手に許してしまったところに敗因の一つがあげられるだろう。
レラティヴズナインも年々老朽化が進んではいるが、ここ数年1試合平均5個の盗塁を決め、また今年も
同等の数字をマークし続けている。となれば、走塁面で記録につかない見えないミスによって得点に繋がら
なくしていると言わざるを得ない。打者として安打を放っても1塁から本塁まで1つずつの進塁しか進めない
のであれば、1回につき合計4つの四死球と安打を絡めなくてはならない。これでは高打率の打者を並べても
なかなか繋がらないだろう。特にチーム出塁率で打線を組んだとしても確率統計的に算出しても得点の機会が
ほとんどなくなってしまう・・・。一つのプレイで常に2つ以上の塁を狙うという意思が今のナインには薄い
のかもしれない。2、3つのプレイで得点できる積極走塁が最近見られないのが気がかりなところだ。
この試合でついに年間12敗目を喫し、弱小と呼ばれていた03年とまったく同じ成績を辿っている。
08年も残り少しなので、最後の奮起に期待したいところだ。
(レラティヴズ時事)
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T.A