どんな症状が出る? |
定義は後述 させていただきます。まずは分かりやすいように 私が実際に体験した DIDに関連する症状を説明したいと思います。
解離というのは [意識、記憶、同一性、又は環境の知覚といった通常は統合されている機能の破綻] という定義があります。 しかし すべての解離が 病的な性質をもっているわけではなく、 簡単に言うと 「ある意識状態」から「別の意識状態」に、無意識に移行して、普段の自分と違う心理・意識状態になること です。 *病的な部分を含まない解離の例*
*病的である解離の例*
解離は日常的で非病的な現象から、 重症で病的な現象までの連続体であると考えられています。 実際に主治医から言われたのですが 障害の治療というのは「日常生活に支障が出るかどうか」が 重要みたいです。 全ての解離(症状)が 障害というわけでは、ありません。 テレビに夢中になっていて 名前を呼ばれたのに気がつかなかった(解離した)からといって 生活に支障はでないですよね。 しかし 解離性同一性障害において 重度に生活に支障を与える点も、また 「解離による記憶の健忘」といった部分なのです。 ▼私が日常で感じる解離症状は…
▼解離後の現象として
*印はDIDと関係の深い解離症状です。 私や他人格のタイミング、相性などによって 稀に 記憶の共有をできる時があります。 実際に表に出ている人は一人ですが その人と「手をつなぐ」ことによって(私たち独自の呼び方になってしまいますが) その人の視線での景色や 外の音などを感じることができます。 けれど それが どんな時に可能なのか分からないし コントロールもできないので 私にとっては本当に稀な出来事です。 人格によっては 自分の意思でできる人などもいるそうです。 |