約1ヶ月の中断期間の間に、何があったかは触らない事として...。Jリーグ参入の為には、もう負けられないガイナーレ。今節の相手は、最下位に沈む三菱水島FC。しかし、最下位と侮るなかれ。先日の大分国体では、決勝で京都府(佐川印刷SC)に惜敗したものの、三菱水島FCの選手を中心とした岡山県が成年男子サッカーで準優勝という成績を上げている。
この日の笠岡は、早朝から雨が降り続き、試合会場である笠岡市陸上競技場も、所々ピッチに水が浮くなどコンディション的には最悪となっていた。
前半、最悪のピッチコンディションに足を取られミスが目立つガイナーレに対し、無駄のないシンプルな繋ぎでペースを握る三菱水島FC。先制点が生まれる迄の間は、圧倒的に三菱水島FCに攻め込まれ危ないピンチも何度かあった。しかし20分に、ここまでボールに足が付いていない印象のあった#2吉瀬が左サイドからクロスボールを上げると、ニアサイドで#20冨山が頭でそらし、そこに詰めていた#15小澤が押し込みワンチャンスでガイナーレが先制する。このゴールで落ち着いたのか?
ピッチに慣れたのか? 徐々にガイナーレがボールを支配し始める。久々に復帰の#30小村を中心とした3バック?(確かに、吉瀬がいつもより上がめだなぁと思っていた)もピッチコンディションに苦しむ場面が見られたものの、落ち着きを取り戻し安定した動きを見せる。中盤では、新加入の#25鈴木が地味ながら運動量豊富に攻守両面に顔を出すなど、期待以上の動きを見せる。
後半開始早々の52分には、#20冨山が相手のクリアボールを右サイドのミドルレンジと言うよりもロングレンジからダイレクトで見事なドライブシュート(GK一歩も動けず)を突き刺しリードを広げる。その後は、三菱水島FCにほぼ何もさせないまま攻守に圧倒。追加点こそ奪えなかったが、試合はこのまま2-0で完勝。J参入条件である4位(カターレ富山)との差を4に縮めた。
〜戯 言〜
冨山のゴールは素晴らしかったし!! (2003年 東山でのFC京都BAMB戦の二瀬がダブって見えた)
#30小村の幻のゴールもあり(残念)、選手も気持ちの入った動きも見せてくれた。ずぶ濡れになりながらも、声出した甲斐があったね。
ピッチコンディションの影響もあったんだろうけど、非常にシンプルな攻撃で2得点。これを今後に生かして欲しいと思う。
あと、ヤマタク正直すまんかった(断幕的な意味で...)