鳥取県八頭郡若桜町諸鹿、広留野にある滝です。八東町の若桜鉄道丹比駅東で国道２９号線から県道３７号線に入り、細見川沿いに進んで、滝谷を過ぎて広留野方面へ右折。急な山道を登り切ると広留野高原に出る。そのまま少し行くと右手に大鹿滝入口の案内標識がある。そのまま脇道に入ると滝の駐車場がある。そこから急な山道を約５００ｍ下ると「大鹿滝」（おおがたき）を見ることが出来る。高さ約２２ｍから一気に滝壺へ落下する大変綺麗な滝です。この滝は前からだけではなく裏見の滝としても眺めることが出来る。

大鹿滝の右側に続く滝見道を約２００ｍ行くと、２本の川が合流する所に「出合の滝」と呼ばれている落差約２５ｍの迫力ある２つの滝を見ることが出来る。一つは左俣の大鹿滝から流れて来る滝で、もう一つは右俣の雲龍の滝から流れて来る滝である。しかし大鹿滝から流れて来る滝は木に隠れて上からは見ることが出来ません。雲龍側の滝から急斜面を降りると２つの出合の滝を同時に見ることが出来ますがちょっと危険です。滝下から見る出合の滝は絶景です。

出合の滝から案内板に従って更に約４００ｍ進むと高さ約２５ｍから一気に落下する「雲龍の滝」を見ることが出来る。水量も多く、滝幅も広く迫力ある素晴しい滝です。

雲龍の滝の右側、急斜面を巻いて雲龍の滝の落ち口から更に１５０ｍ程進むと、高さ約２０ｍで名前の通り三筋に分かれて落下する「三条の滝」を見ることが出来る。

ここは扇ノ山の中腹にあたり、諸鹿渓谷と呼ばれ滝周辺はブナやトチの自然林が広がっていて「日本の自然百選」にも選ばれている。
諸鹿渓谷には「諸鹿七滝」と呼ばれる自然のままの素晴しい滝を沢山見ることが出来、雲龍の滝までは滝見道もあり案内板もしっかりしているので、お勧めの場所です。

2008年6月に「諸鹿渓谷の滝群」を探索したので、その記録を参照下さい。

大鹿滝　左から	大鹿滝　右から
出合の滝（大鹿滝側）	出合の滝（雲龍の滝側）
出合の滝 滝下から（大鹿滝側）	出合の滝　滝下から（雲龍の滝側）
雲龍の滝	雲龍の滝
三条の滝　滝前から	三条の滝　後方斜面から