美ヶ原高原・海野宿ツーリング゛




2004年6月13日(日)のエスカルゴ第13回ツーリングレポートです。

参加会員は4名でした。
参加者は、リーダーの悪友さん・V−ストリームさん・ブロンキーさんとリーダーでした。

朝の5時半頃起床したところ大雨が降っており、数名の会員さんと電話で話して最終的に来れる人だけの参加としました。
家を出る時に降っていた雨は八王子を過ぎる頃にはほとんど止んでおり、笹子トンネルを過ぎれば路面は完全にドライの状態でこれからの好天を予感させました。
結局、第一集合場所の談合坂SAに集まったのは私・V−ストロームさん・リーダーの悪友さんの三台で、悪友さんは初お目見えのGS250FWでの参加です。
悪友さんの言ではこのバイクはとても遅いが、ヨシムラのマフラーのサウンドがとても良いとの事です。
談合坂SAにて リーダーの悪友さんのGS250FWです
出発予定時刻の7:30を過ぎても他の会員さんが来ないことからブロンキーさんとの集合場所となる双葉SAへ出発ました。
双葉SAでは、ブロンキーさんが首を長くして我々の到着を待っていましてた。
ロンキーさんは秩父の奥の雁坂峠を通って参加場所への合流です。
ここで、注目を集めたのは、100円ショップで売っているラッパをエアクリーナーに取り付けて、ラムエアーシステムを自作したブロンコでした。(効果のほどは不明ですが・・・・)
双葉SAにて ブロンキーさん自作のラムエアシステムです
双葉SAにて、今回の参加メンバーの四人が合流したところで、美ヶ原高原へ向かって出発、走り始めてしばらくしたら八ヶ岳の雄姿が現れて、瞬く間に小淵沢ICへ到着。
ここから鉢巻道路を通ってペンションで有名な原村を抜け、白樺湖・大門峠を通ってビーナスラインへ向かいます。
霧が峰高原にて 後ろは北アルプス?
ビーナスラインの終点?の山本小屋へ到着(小屋というよりドライブインかも・・)
さすがにここまで来るとまだ、冷え込んでおり山本小屋でホットミルクやコーヒーなどを飲みました。
(ここのお勧めは「こけももソフトクリーム」です)
ここの駐車場でブロンキーさんのアイディアの簡易マップケースを披露いただきました。
これは、高速道路でもらった地図を100円ショップで購入した洗濯バサミでハンドルに挟むだけのものです。
本人の弁ではメインの国道を走る分にはこれで十分判るし、広い範囲を見ることが出来るので大雑把な位置を把握するには便利で、なくしても惜しくないのが大きなメリットとの事です。
山本小屋です ブロンキーさんのマップホルダーです
さて、山本小屋の駐車場にバイクを停めて、美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」へ向かってトレッキングの開始です。
(以前のエスカルゴではこんなコテコテの観光地は行かなかったのですが今年はちょっと違います。)
駐車場から牧場の中の遊歩道を、周りのカップルや家族連れなどから浮きまくる中年ライダー達が歩くこと25分で「美しの塔」へ到着です。
カップルで「美しの塔」にある鐘を鳴らすとより愛が深まるとの言い伝えがあるとの事で、カップルの人たちや子供達が一生懸命鳴らしているのをぼんやり見ていたら、見慣れた中年親父達が(あえて誰とは言いませんが・・)楽しそうに鳴らしているのを発見。
場違いな場面に思わず目が点になりつつ「生暖かい目」で見ているリーダーでした・・・。
「美しの塔」と百名山の王ヶ頭です
アンテナの林立が痛ましいです
周りの牧場です
美ヶ原の散策を堪能した後は次の目的地である「海野宿」へ向かいました。
いったん大門峠に戻って県道40号線をひたすら走り(ここはとっても良い道ですので要チェックです)「海野宿」へ到着、ここは真田家の本家筋の海野氏の本拠地だったところで、江戸時代は宿場町としても栄えたところです。
ここの町並みの特徴として屋根のところにある防火用壁の「うだつ」のある家屋があることです。
この「うだつ」は当時は作るのにお金がかかった事から「うだつがあがる」(うだつが出来るほどのお金持ちの意味)、「うだつがあがらない」の語源となったものです。
海野氏発祥の地の碑です 海野宿の町並みです
これが「うだつ」です 本陣後です
−ストロームさんが半鐘に登っているところです 今でも使用できそうな水場です。
往時はここで井戸端会議をしていたのでしょうか?
宿場町見物が終わったら食事です。
宿場町の中にある福島屋さんで「蕎麦とクルミおはぎ」のセットを食べました。(950円です)
手打ちの蕎麦はもちろんのこと、「クルミおはぎ」が意表をつくうまさでした。ぜひ、お勧めしたいと思います。
ご主人の話では昨年の「ジバングツーリング」に紹介されたとの事です。
おいしいものを食べて満足しているポーズです 福島屋さんです
おなかも膨れたことだし、ここで温泉でひとっ風呂というわけでやってきました「あぐりの湯」です
ここは高速の小諸ICから非常に近いこともあり選んだのですが、中々goodな温泉でした。
近の施設のため、とても綺麗で入浴料の500円は非常に魅力的です。
さらに、浅間山が目の前に見える露天風呂もとても良いです。
また、ここのパンフレット及び館内の案内表示によると、地域食材供給施設(レストラン)、情報交流体験室(大広間)等ユニークな看板が出ていて遊び心が感じられます。
さて、お風呂に入った後は、各人が好きな飲み物を飲んだ後、小一時間の爆睡タイムとなりPM7:00に温泉を出て帰路につきました。
あぐりの湯です 入り口のところにあった石の標識です
リーダーの自画自賛コーナーです。
朝方の雨にもかかわらず、高原トレッキング・宿場町散策・温泉・もちろんワインディングと、とても楽しいツーリングができました。
朝方の雨のにもめげずに参加いただいた方ありがとうございました。
また、参加していただいた会員さんも十分楽しんでいただいたようでリーダーとしては満足の出来るツーリングでした。
今回のツーリングは幻のツーリングとして、近日中に再度企画しようと思っていたのですが、参加者が四人いて楽しかったことなどから正式なエスカルゴツーリングとします。(決して企画するのが面倒だからではありません)
チャンチャン。(自画自賛でした)