5月31日(土)
6時に床を抜け出す。雨は降っていないけど、NHKの天気予報ではこれから雨が降る由。しかし、六大学野球オフィシャルサイトは反応なし。中止と出ていない以上は行かねばならぬ。……早慶戦は観客も多いし、天気が荒れてから中止にしては混乱するだけと思うのだけど。。。
小雨の降るなか8時半に集合場所のいちょう並木に並ぶと、まもなく早慶戦支援会が「中止になりましたー」と言ってまわり始めた。予想していたとはいえ、なーんだ損したな、と思いつつ、帰る前に、と、まだ来ていなかったK内に電話すると「MちゃんとN坂さんが来ているはずだから探して待ってて」と言われてしまう。
結局4人で外苑前のベローチェへ行くと六旗会の人たちがいて12時ごろまでだらだら過ごしてしまう。月島へもんじゃを食べにいくという面々とは別れて、ウインブレは持ってきたけど旗をガイド室に置き忘れていたのを思い出し、西早稲田へ。雨足は強くなっており、ひとまず昼食は三品で赤カツ(760円)。
ガイド室では居眠りをはさんで15時ごろまでまったり過ごしてしまい、結局家に帰ったのは16時過ぎ。さっさと帰っていれば10時前には帰っていたのに、6時間遅れ。家でもまた何をするわけでもなくぼーっとして過ごし、18時ごろにお風呂を洗ってお湯を張り、入りながら洗濯機を回す。
その後は父に頼まれてクルマを浦安駅のほうまで回したり、いちかわエフエムを聴きながらサイトの更新。そういえばB4の学生からちゃんと指導してくれというメールがきていて返信しなければいけないのだけど、複雑な気分。別に手取り足取り指導(…というかそれじゃB4の卒論を僕が書いてあげるようなもの)をするつもりは毛頭ないのだけど、なかなか理解してもらえぬ。2年前の僕はある種の反面教師にしてもらわないとなぁ、、、なんて弱音をここではいていても仕方がない。
5月30日(金)
4時半から10分おきになる目覚ましを聞いてなんとか5時前には起き、お風呂に入って朝ご飯を食べて出勤。眠い。
渋谷の東急トランセに乗りに行こうとも思ったけど、眠さには勝てず、電車の中でも爆睡しながら帰宅。昼ご飯も食べずに3時間ほど寝て、起きたのは14時半。
夕方まで日記を更新するなどして無為に過ごし、19時から門内研の飲み会があるので17時ごろに家を出てひとまず西早稲田へ。大手町から地下鉄に乗るところで財布を家に置いてきてしまったのに気づく。回数券は財布に入っているのだけど、定期券入れに入れてあるパスネットで東西線に乗る。クリアファイルの中には幸い1万円札が入っており、最悪の場合でも郵貯の通帳もカバンに入っていたのでなんとかなりそう。
ガイド室でウインドブレーカを持ち帰り、中央図書館の研究書庫で本を2冊借りる。研究書庫入館時に受け取るバッジが「大学院生」だったり、貸し出し期間が30日だったりするのが、ああ、学部生とは違うんだなと思う。まだ利用したことはないけれど、院生は研究書庫内の個室も使える。……実は大変おいしい立場なのだが、これもあと残り10ヶ月である。
徒歩で高田馬場へ出て、和民の新業態である「ゴハン」で飲み会。この店は初めてで、和民はチェーン店の中でも気に入っているほうだし、創作系のメニューで少し奇抜なものがある以外はまぁ満足。お店の名前通り「炊きたて! お釜のごはん」(380円)なんていうメニューがあるのが気に入った。今度来たら食べてみたい。
1次会で帰ろうかなぁと思ったのだけど、たまにはと思って2次会も少しだけ顔を出して帰る。1次会は2000円、2次会は3000円を置いてきた。……実は2次会は弁慶だったのだけど、家に置き忘れてきた財布にはドリンク無料券が3枚入っているのだった。。。
帰りの電車は昨日と同じ。メールをチェックしてさっさと寝る。
門内研の飲み会といえばK島くんには相変わらずこの日記を愛読していただいているようで、恐縮。あとは大学院進学組では東大に進学した人も多いので、ただでさえ早稲田らしくない理工でもさらに早稲田の研究室っぽくない雰囲気ではある。それはそれなりのよさがあるのだけど。
5月29日(木)
バイトが終わって一昨日と同じように御茶ノ水から本郷三丁目まで徒歩。一昨日と違ってすっきりとした晴れの日で、こんな日は湯島聖堂でも散策したい気分だけど、デジカメを家に忘れてきてしまい、まっすぐ歩いていく。
色違いの数点をいくつか比べてみて、ペンタックスのツインカム9217(アンティークブラウン)に決定。既に届いていたレンズをフレームにあわせて削り、何度かかけながらフレームを曲げて調節してできあがり。メガネ使用に関する注意点をいくつか聞いて、お会計。フレーム32000円+レンズ18000円を紹介価格ということで4割引にして消費税込み31500円。一昨日はフレーム3割引、レンズ半額という話だったけど、総額は今日提示された額の方が安かったので特に口出しせず。フレームはメーカー取り寄せ品だったからか卸値の札が袋に入っているのがチラッと見えてしまい、「卸値12800円 特価6400円」…どちらで仕入れたのか判然としないけれど、2回にわたって3時間ほど店員一人につきっきりで応対してもらって、フレームの粗利が32000×0.6-12800=6400円。レンズも似たようなものだろうから、これじゃ合わないよなぁ、とお店には感謝。
昼食は、まだ11時と早かったけれど一昨日来たときに「5/26〜5/31替え玉無料」という文字が目に入っていた、「福のれん」という博多ラーメン屋で「ラーメン」(600円、普段は替え玉130円らしい)。替え玉を4回して、まだ食べられるかなとも思ったけど打ち止め。行列のできる店ほどうまいわけでもないのだけど、FCの割に基本は押さえてある味という印象。替え玉無料で思い出される「ラーメン大統領」とは大違い(しかし、チェーン本部を霞ヶ関に構えながら「本場博多の老舗の味を継承する『本格派らあめん専門店』です」と謳っているのには萎える)。……近隣の別なラーメン屋では「6/2〜6/7は替え玉サービス」などと書いてあって、この界隈では複数の店が週替わりでそういうことをやっているのだろうかと推察。ここは東大や医科歯科大からは少し距離があるけど、順天堂大からなら気軽に歩いて来れる距離。
御茶ノ水からJRで新大久保へ行き、久々に研究室へ。メガネをかけて部屋に入るとM藤さんが、あれっ、という顔をしたように見えた以外は特に反応なし。ネットワークも復旧しており、東急トランセや旧・東急コーチのデマンドバスについて調べてみる。
15:50の理工バスで西早稲田へ移動し、ガイド室へ。メガネをかけているのに誰も気づいてくれぬ。職員のF澤さんやT中さんからは「いままで裸眼だったとは思えない」「自然すぎる」という評をいただく。
指定された時間には少し早かったけど早慶戦支援会の部室へ行って優先入場のスタンプを押してもらい、階下の鉄研の部室へ。……例によって腰が重くなり、部屋を出る口実がほしいなぁ、新入生が来たら飲みに行くか、などと考えていたら本当に新入生が来て、部室に残っていた面々で清龍神田店へ。馬場と大違いの雰囲気に唖然としつつ、飲み代は6人で8337円。新入生2人は1000円、残りは一人1600円の傾斜配分。…お釣りは「愛のモスボックス」とかコンビニの店頭にある募金箱へ、と新入生に渡したけど果たしてどうなったか。
吉野家で殺伐と牛丼を食べて解散。帰宅は0時近く。
5月28日(水)
研究室には先週の金曜以来行っていないんだなぁ、と思いつつ、バイトが終わったら帰宅。午後、知らない番号からPHSに電話がかかってきて、誰だろうと思ってとると昨日のメガネ屋さんから。指定された品はメーカーの在庫切れで、その代わり色違いを何点かメーカーから借りて用意してあります、という内容。昨日は「金曜日には入ってきますよ」と言われていたのだけど、研究室にいれば帰りに寄れたのになと思ってしまう。……そういえばネットワークにつながらない障害はなおったのだろうか。。
夕方まで日記を更新するなどして過ごし、久々に21時に寝るかぁ、と思っているとまた知らない番号から電話。早慶戦支援会の人からで、優先入場のスタンプを押すので明日の夕方か明後日の昼に支援会の部室に来てほしいという話。
5月27日(火)
寝不足のままバイト先へ……頭がスッキリしないなぁ、と思いつつ広報部へ足を踏み入れると、普段の朝とうってかわってそこは戦場。……昨夕の地震以来、新幹線をはじめ東北地方の各線がストップしており、部長以下、特に報道担当の社員はほとんど残っていたようだ。。。新聞社やNHKからの問い合わせも頻繁にかかってくる。
雪などでダイヤの乱れが翌朝まで続いたときなど何度か似たような状況だったことはあるけど、今回はそのどれよりも緊迫した雰囲気で、普段の倍の4人体制で作った切り抜きもなんとA4用紙42枚! 派遣のお茶汲みの女の子がコーヒーを淹れて歩いており、いつもは部長と次長にしか出ないコーヒーが僕のところにもやってきた。
「このくらいあると働きがいあるでしょ」という言葉に見送られてバイトは終わり、昨日紹介してもらった本郷三丁目の眼鏡屋へ行くべく、中央線で御茶ノ水へ。丸ノ内線は後ろだよな…と改札を出て医科歯科大の前まで歩いてきたところで、どうせひと駅なんだから歩くか、と、地図を片手に本郷三丁目までトコトコ歩く。
駅近くにある眼鏡屋さんで、あれでもないこれでもないと1時間半ほどとっかえひっかえにかけては鏡を見て、結局カタログから数点取り寄せてもらうことにして退散。12時だったから地下鉄でさっさと帰ろうかなぁ、という気持ちもよぎったものの、再び御茶ノ水駅まで歩く。先日買った回数券を使うか時差回数券を新しく買うか迷っていたけど、回数券の有効期限が迫っているのならともかく、使わないのが最もおトクなのだ。
家で昼ごはんを食べ、昼寝をして寝不足を補い、風呂に入ってヒゲをそり、早めの夕飯を食べて新橋へ。18時半からNHK-CTIスクールの3週目。「分かりやすく話す」の2回目は、ある図形を見て、それを口頭で伝えて同じものを他の人に描いてもらう、という課題。早速手を挙げてチャレンジしてみる。
途中まではよかったのだけど、最後のほうになって違う絵になってしまった人が8人中2人出現。テープに収録したものを聴きなおしてどこが悪かったかの講評。………「伝えたいという気持ち(ここでは“聴いている人にちゃんと描いてもらいたい”という気持ち)が大切」と言葉では頭に入っているものの、それを意識してできるかというと別問題。はじめは無意識のうちにそれができていたのだけど、最後のほうはどういうふうに言い表したものか頭がいっぱいでとてもとても。それが聴き手にそのまま伝わってしまうということは、出来上がりの絵が如実に物語っている。そのあとのFM番組のフリートークを題材にした課題もあいまって、いちかわエフエムで4年と3ヶ月やっていた自分の番組について「壮大な独り言だよなぁ…」とずーっと悩んでいた答えが少し見えたような気がした。
この日も帰宅後は日付が変わる頃までだらだらとネットにふける。。。何やってんだか。
5月26日(月)
眼医者へ行くことにした。
大学に入ってPCに触れ始めて以来、高3まで毎年視力検査では両目1.5だったのが、次第に左0.7、右1.0という年が続き、昨年の夏休み前後ごろから運転中に道路看板を見るのも難渋するようになっていて、4月中の就職活動での健康診断(JR東日本とNHK)では、視力は相当悪かったようだ(参照・参照)。このままでは年末の運転免許書き換えで引っかかってしまうに違いない。
歳の離れた従姉が眼科を開業しており、バイト終了後渋谷から東横線で元住吉へ。10:00発の特急に乗り、東急線とは思えない結構な速さに感激して武蔵小杉で後続の各駅停車に乗り換え。各駅停車を待っていたら、ふいに「高橋くんでしょ?」と声をかけられ、え、何?? と思うとそこには玉社の同級生で慶大生のN山(級長のほう)くん。4年ぶりくらいだろうか。「矢上に用があるんじゃないの?」と言われつつ、ひと駅だけいっしょに乗って元住吉で下車。おなじ場所にいたのも相当な偶然だけど、それにしてもよくわかったなぁ、と、とても意外な気分。
複々線化工事で仮設ホームになっている駅を出ると、「ブレーメン通り」という名前のかなりにぎわっている商店街。路面はタイルで舗装され、昼間は車両通行止めになっているようだ。商店街のにぎわいはマイカー規制から始まるんだよなぁ、と妙に納得。川崎ブレーメン通郵便局で貯金をしたあと、その近くにある件の眼科へ。
予備検査のあと診察室で従姉に診てもらい、やっぱりメガネを作ることに。再び検査室でレンズのないとっても太いフレームをかけ、あれこれレンズを入れたり出したりしてちょうどいいあんばいの度数を探る。「ひとまずこのまま待合室で過ごして……できれば外を歩いてみてください」と言われて検査室を出て待合室へ足を踏み入れたとたん、そこにいた小さい女の子が「ねーねー、あれ、変なメガネー!」とか口に出し、そばの母親と思しき人が「あれはね、お試し用のメガネなの」……そんなに変なのか、と、洗面所で鏡を見てみれば、んー、確かにこれで外は歩きにくい。眼科の近くだから別に変ではないのだろうけれど、、、林教授(参照)の丸メガネの縁をさらに太くしたようなものなのだ。
しばらくたってもう一度検査室に入って微調整。再び診察室で処方箋を受け取り、全国のメガネ売り場で使えると言われたけど1ヶ所紹介してもらう。
眼科をあとにし、駅を抜けて反対側の“オズ通り”というずいぶん寂れた通りにある川崎木月郵便局を履修し、綱島通りに出てモスバーガー元住吉店で昼食。
局活動に精を出してもよかったけど、再び東横線に乗って渋谷方面へ。紹介してもらったメガネ屋さんは本郷三丁目の駅前にあるとのことで、目黒線で南北線に入って東大前から…と一瞬考えたものの、渋谷から銀座線に乗って赤坂見附で乗り換えたほうがよさそう。自由が丘で急行に乗り換え、渋谷へ。
しかし、きょうメガネを作ることが決まって、いきなりメガネ屋さんに行くのもどうかなぁと思い、迷うくらいならやめたほうがよいだろう、と、山手線に乗って、帰る。………帰ったはよいけれど、その後は夕方の地震と夕食をはさんでずーっとだらだらとネットにふけってしまい、寝たのは23時過ぎ。
5月25日(日)
いちかわエフエムの「温故知新」をつけっぱなしにして寝てしまったので、「でぶ大好きデラックス」「土曜深夜の喫茶店」、放送終了のアナウンスを夢うつつに聞き、ラジオ深夜便に切り替えようかと思いつつそのまま音楽たれ流しの時間を経て6時に目を覚ます。
メールチェックののち、パンとコーヒーで朝ごはん。日曜は父がゴルフや仕事に行く際の昼食用にパンが買ってきてあり、父がいくつか残して置いていくと、我が家では珍しくパン食の朝食になる。パンといっても食パンではなく菓子パンや調理パンだけど、スーパーやコンビニではなくちゃんとパン屋で買ってくるので、クリームパンとはいえ、旅行中の朝食のようなわびしい気分にはならない。
お風呂に入って洗濯をし、10時に家を出る。まずは美浜公民館図書室で借りっぱなしになっていた『NHKのそこが知りたい』を返し、『鉄道廃線跡を歩くIII』を借りる。用があるのは東急砧線に関するページだけだから、コピーサービスがあれば借りずにコピーだけするのだけど、中央図書館以外の分室にはない。
新浦安から電車に乗り、新宿で小田急線に乗り換え。11:20の多摩急行は新型の3000系。さてNHK技研は成城学園前からどのバスに乗るのかな、と、NHK-CTIでもらったプリント(技研と同じ場所にある)を見ると、「渋谷行き・用賀行き・等々力行き・都立大学北口行きのいずれかにお乗りください」……ということは、渋谷からも行けたんじゃないかよー、と、萎える。バスは210円均一だから渋谷から乗っても同じで、電車の乗り越し運賃は渋谷までが130円、成城学園前までが210円。……まぁ、渋谷は最近何回か行っているし、いつも乗っている山手線で行くのもつまらないから、と納得する。
で、いつのまにか地下駅になっていた成城学園前で下車し、雑然とした北口へ。何行きが先に出るのかな〜と思ったら「小田急」の方向幕を出したバスが停まっていて、係員が「NHK行きで〜す、途中停まりません」と呼びかけている。技研公開はシャトルバスを出すほど人が集まるのか。
成城学園前と言えば小田急の急行が停まる拠点駅だけど、バスが発車して角を曲がるとそこはもう閑静な住宅街。緑も多く、埋立地の舞浜とはまた違った、まさに高級住宅街だ。高層建築のない、落ち着いた街並みをバスは走り、突如コンクリート建ての12階建てくらいのマンションみたいなのが現れて、うわ〜、バカなディベロッパーもいたもんだ、と思ったらそれがNHK技研。バスは路上のバス停ではなく、エントランスに入って行って停車。
地上波デジタルテレビについての解説にはじまり、光ケーブルでの放送送信、「ネットワークを利用した番組リクエストサービス」、「人にやさしい放送技術」のコーナー、超高速度高感度カラーカメラ、走査線4000本級超高精細映像システム、立体ハイビジョン、インテグラル立体テレビなどなど、なかなか楽しい展示。でも、光ケーブルでの地上波放送送信は、過疎地の難視聴対策に中継送信所を建てるより経済的なのは分かるけど、そこまでくると、放送技術なのか通信技術なのか分からなくなってくる。「番組リクエストサービス」も仕組みはWebのストリーミング放送と同じで(データが大容量でハイビジョン番組という点だけが相違点)、そうすると電波を使用しての放送の意義が失われてしまうのではないか……見逃した番組をいつでも見られるというのが非常に便利で、実用化は多いに賛成だけど、受信料制度で成り立つ放送局がただのコンテンツ制作組織になり下がりかねない、微妙なラインである。これが「放送と通信の融合」とかいうものなのだろうか。
「走査線4000本〜」は、ほとんど写真と言っていいくらいの画質で、たとえば航空機内上映などでよくコクピットからの映像が流れるけど、これをこのテレビに置き換えたらさぞかし大迫力だろうなぁと思う。……しかし、放送にどうやって活かすのだろう。。。「新幹線運転席から生中継!」「これがF1レーサーの視点だ!!」のような番組でも作るのだろうか(そのくらいしか思い浮かばない)。
NHK放送博物館からの出張展示の一角にあった「アナウンサー名鑑」とかいう機械は、東京アナウンス室や拠点局の主なアナウンサー、OB・OGアナウンサーのデータや動画が画面で見られ、特に中高年以上の人で黒山の人だかりになっていた。NHKアナウンサーというと民放(特に在京キー局)の看板アナウンサーに比べてパッとしない(転勤も多いし)感じがするけど、この年代の人達には大人気なのだ。……あと一歩で、この機械の中には僕のデータが入っていて、このおじさんやおばさんたちに広く親しまれる存在になれるかもしれなかったんだよなぁ、と、1ヶ月前についえた夢を思い出す。
最後に7階にある食堂で遅い昼食。NHK共済食堂の安さは先月の最終面接(@渋谷放送センター)で体験済みで、カレーライス300円、チャーシューメン350円、という大学生協顔なしのメニュー群の中から、麻婆丼(500円…サラダ・味噌汁つき)を選択。渋谷のようにスシはないのか、と思ったけど、一般公開(=客が大挙して来る)に合わせてメニューを絞ったようだ。
技研講堂なるTOKYO-FMホールより立派なホールで上演中のNHKアニメを見たあと、技研をあとにする。目当てのバスのりばの場所が分からず30分ほど路頭に迷った末、東急トランセの二子玉川駅行きに乗る。狭い路地をあちこちめぐる路線で、玉川病院へ立ち寄るところでは無線で何やらやり取りしているので何だろうと思ったら、道が狭くてバスどうしではすれ違いできないので、バスが玉川病院に着くまで反対方向行きのバスが待機しているのであった。それでも一般車とはすれ違うわけだけど、どのクルマもバス優先を守っており、この地区の程度の高さを感じる。
このまま二子玉川まで乗って帰ろうかなぁとも思ったけど、途中の吉沢で下車。東急砧線跡の廃線活動開始である。バスを降りるともうそこには怪しげな遊歩道や、怪しげな橋に、怪しげなカーブが出現。そこをデジカメを片手にウロウロする怪しげな鉄が一人、怪しく活動をするのである。
鉄道時代のガーター橋がそのまま道路橋に転用された橋をわたって、鉄道線独特の緩いカーブに面影を残す道路を砧本村までたどり、ひき返す。すぐそこは多摩川の河川敷で、行ってみると、中高6年間で毎年歩いた「耐久歩行大会」(玉社の行事)の見覚えのあるコース。6回…往復だから12回、この場所を歩いていて、すぐそこに鉄道の廃線跡があるなど、最後まで知らなかったのか。
再び吉沢までひき返し、そこから二子玉川まで遊歩道になっている廃線跡をたどり、二子玉川駅へ。この駅も、もしかしたら6年生(=高3)の耐久歩行大会以来7年ぶりか。帰りは大井町線で大井町へ。東急線は池上線や東急多摩川線はワンマン化されて駅には無機質な金属のホーム柵が取りつけられ、目黒線は地下鉄直通電車が往来するようになり、短編成の電車が車掌を乗せてのんびり走るのは大井町線くらいになってしまった。黒に白抜きでひらがな書きの駅名票や、ブロックタイル敷きのホーム、昔の目黒駅を思い出す旗の台駅の連絡通路、前2両がホームからはみ出すので踏切をはさんでポツンと車掌台がある戸越公園駅……これも、田園都市線複々線化に合わせた改良工事までの運命なのか。
大井町に着くころはもうあたりは薄暗く、駅前のスターバックスを履修。今日の東京新聞の裏一面には大井町が取り上げられているけど、すっかりくたびれて、BOOKOFFをのぞいただけで帰ることにする。ブックオフが入居している大井阪急は20時閉店なのを気づかずにまだ開いていた入り口から入ってしまい、店員がすれ違っても「いらっしゃいませ、こんにちわ〜」の“山びこ”が聞こえてこず、どの店員も黙っているので、なんだこの店と思って店内をウロウロしてたら、何人目かの店員から「閉店時間を過ぎておりますので、よろしくおねがいします」なんて言われた。何を“よろしく”なんだか、と、エレベータのボタンを押すものの、エレベータがやってくる気配がない。止まってしまったらしい。店員に声をかけ、4〜5分してようやくエレベータに乗り、店外へ。
りんかい線なら新木場まで15分。9時ごろには家に着きそうだけど、380円という運賃を前にとても使う気になれず、京浜東北線へ。東京駅まで160円(新木場まで買っても290円)。家に着いたのは21時半ごろ。
5月24日(土)
朝は比較的早く起きたものの、だらだら。なんとか始末書はそれらしい形にして、10時を過ぎて家を出る。
広報課に提出して、三品で昼食。赤ミックス。…先週の対明治戦は3回あったので半券も3枚残っており、300円引きか……と思いきや、さすがに「2枚までです」と言われ、600円。応援部配布のチラシには「1回につき1枚までです」と書いてあるから、2枚同時に使えるだけでも大サービスなのだ。同様に「1週間のみ有効」と書いてあっても、三品は次に早稲田の試合がある週まで(=次の週に試合がなければ2週間)使えるし。
その後、せっかくこっちまで来たのだしNHK技研公開でも行こうかと思っていたのだけど、モスやスタバの場所を調べてくるのを忘れ、鉄研の部室のPCで……と寄ったが最後、14時…15時…と時は過ぎてゆき、どうせ砧へ行くなら東急砧線の廃線跡も見たいし、と、明日にすることにし、もう一度ガイド室に寄って帰る。夜は、21時台には床についた。
5月23日(金)
月曜日以来に、久々に研究室へ。しかし、PCを起動してみるとIPアドレスがほかの機器と競合しているとかでネットワークにつながらない。実験やシミュレーションをするわけじゃないから、ネットワークにつながらなければタダの箱も同然で、月曜の件で広報課に提出する始末書を書くにとどまる(それでも検索エンジンの辞書が引けないから不便)。……とりあえずM1のパソコン係の学生に対処をお願いする。
昼前に文学部キャンパスへ行き、一旦鉄研の部室にも顔を出したあと、早慶戦のチケットを購入。手元のスタンプノートには8個たまっているから3枚買えるはずだけど、8個ためた人が行使できる“優先入場”(抽選で1番を引き当てた人より先に入れる)を使うと土・日それぞれ1枚ずつしか購入できない由。……慶大鉄研OBのK山くんにもらったスタンプノートには2個スタンプが押してあるけど、以前のように合算はしてくれなかった。やっぱり優勝の可能性が出てくるとチケットも足りなくなるようだ。
その後「社会調査法」に出席するも、プリントを忘れてきてしまい、ほとんど寝て過ごす。もう一度研究室に寄ってから、帰宅。
広報課に提出する始末書、書き上げないとな〜と思いつつ、床にゴロゴロしたまま寝てしまった。
5月22日(木)
普段どおりの朝。ただ違うのは、夜のうちにお風呂に入ってしまうので朝の時間に少し余裕があるのと、薬を飲んでいること。
バイト終了後、中央理容専門学校実習室で散髪。2時間ほどかかって終了。500円。ここを利用して6年目になり、一部の先生にはすっかり顔を覚えられてしまったけど、何年生だと思われているのだろうか。
さかえ通りのサンクスで水を買って薬を飲み、なにを食べて帰ろうかなぁと思った結果、ラーメン二郎へ。さかえ通りからなら、坂を上ってすぐだ。……12時を少しまわったところなのに、行列のない二郎ははじめてで、すぐ座れて「小豚(ヤサイアブラニンニク)」(700円)。名刺コーナーに貼ってある、研究室の肩書きの僕の名刺の上から、キャンパスツアーガイドの肩書きになっている名刺を貼りつける。
あとはまっすぐ帰宅して、夕方までゆっくり過ごしたあと、渋谷へ。火曜日に休んだNHK-CTIスクールの振替講座を受ける。今回の内容は、日曜日の「はなす きく よむ」(NHKラジオ第二の番組)とほぼ同じで、先生がやってみせる悪い見本のどこが悪いかはすぐにわかってしまうのだけど、いざ、自分でやってみるとなると、さてどうしたものやら困ってしまう。体調が本調子ではないにせよ、困ってないでどんどん前に出てやればよかったのに、積極性に欠けた。。。
5月21日(水)
朝4時半の目覚ましで目が覚める。12時間近く寝たはずなのにもっと寝ていたい気分だが、困ったことに熱は下がっている(測ってみると36.2℃)。軽い咳や鼻水の症状ははまだあり、頭もぼーっとしている感じだが、熱がないのなら、バイトを休んで寝ている理由がない。
朝ごはんを食べて出勤。坦々と仕事をするが、やはり最後のほうは判断力が鈍ってきたのかボケた行動を取ってしまう。また熱が出てきたような気もする(体温計がないので測りようがなかったけど)。終了後、まっすぐ家に帰る。父に、熱は下がったけど薬は飲みつづけるべきか聞くと、「薬で症状を押さえてあるだけだから、3日は飲みつづけなくちゃダメ」とのこと。なるほど。朝は飲まなかったからなぁ。。。
たまった洗濯物を片づけ、汗だらけになった布団も干す。夕飯を食べて、風呂に入り、なんだかんだいって22時近くまで起きていた。
5月20日(火)
暑苦しい。体内時計(?)の感覚ではそろそろ朝のはずだけど、まだ窓の外は明るくならない。とにかく暑くて眠れず、かといって風邪ぎみなのに布団をはぐわけにもいかず、悶々としながらしばらく時は過ぎ、とりあえず時計を見てみると2:42。まだそんな時間!? と思いつつ、体温計を持ちだして熱を測ると37.5℃。……やられた。
いつのまにやら寝に入り、いつもの4時半の目覚ましで起きる。もう一度体温を測ってみると、37.8℃。これでは朝の新聞切抜は無理だ。いったん起きあがってPCを立ち上げてメールをチェックし、いつもどおりの6時に朝ごはんを軽く食べて再び寝床へ。7時をまわったころにバイト先へ電話。自分でも分かるくらいのひどい風邪声で、用件を伝える前に「あー分かった、ゆっくり休んで」と言われる。
なんとか午後の神宮には少しだけでも行きたいなと思いつつ、汗だらけになったシーツとタオルケットと下着を取り替えて寝る。
昼ごはんを食べ(熱は出ていたけど食欲はあった)、父に薬を出してもらって飲む。ここは寝ているのが賢明だよなーと散々迷った挙げ句、結局神宮へ足を運ぶ。30分ほど応援して比嘉が逆転ツーランを打つのを見届けて帰宅。
明日の午前中に中学生ツアーがあるけど、休むことにして広報課へ電話。すると風邪をひいているところ申し訳ないですが、と前置きがあって、替わりのガイドを見つけてください、と言われる。明日のツアーの時間が空いている(ことになっている)ガイドの名前を教えてもらい、とりあえず電話をかけると全員留守電か電話番号が変わったかで出ない。電話番号が変わった人のを教えてもらおうと再度広報課へかけると、再び、「風邪をひいているところ申し訳ないのですが」の前置きつきで「19時ごろまで待ちますから、電話をかけつづけてもらえませんか」……そのあとすぐに代役が見つかったからよかったけど、2時間半にわたって電話大会をやれ、とは人遣いの荒い職場である(こちらにも神宮へ行って帰ってくるほどの元気があったわけだけど)。ついでに記せば、これは前にも職員の方に伝えたのだけど、これらの電話連絡費用はすべて学生持ちなのである。……昔のように3分10円の時代ならどうでもいい額ではあるが、携帯電話全盛の現代では結構バカにならないのではあるまいか。。。
そのあとはひたすら寝る。寝る。寝る。晩ごはんも食べず、風呂にも入らず、薬だけは飲んだ。
5月19日(月)
朝から雨だけど、このくらいの雨なら試合やるよなー、と、バイト終了後ヨドバシで前から買おうと思っていた通勤ラジオを購入。たまっていたポイントでタダ。新宿駅についた時点で念のため神宮球場テレホンサービスに電話すると、何と中止。
それじゃ今日はどうしようかなといったん研究室へ向かう途中、PHSに非通知の電話がかかってくる。出てみると何と大学広報課からで「高橋くん今日10時半からツアー入ってるんだけど」……しまった。すっかり忘れていた。幸い、6人で担当の団体ツアーだったので残り5人でまわすとのこと。
昼食は研究室の机に置きっぱなしになっていた(たぶん3月まで使っていた先輩が置いていったもの)カップラーメン。研究室で15時ごろまでだらだら過ごし、15:10の理工バスで西早稲田へ。さっそく広報課へ頭を下げに行く。1〜2年ほど前から遅刻などには再び厳しくなっており、反省と今後の身の処しかたに対する考えを文書にして金曜に提出、同様の内容をガイド日誌に記すこと、と通告される。活動家の面々が聞いたら即刻「1回の欠勤で労働者(学生)に自己批判文提出・掲示を強要!」などとビラや立て看で応戦しそうな話だけど、早稲田には学内で働く学生の労働組合が存在しない(バークレーにはあるらしい)。
そんなことはともかく、ガイド室をあとにして鉄研の部室へ行き、N須野やA川と6月4日に予定しているツアーの打ち合わせ。終わったあとは「ごんべえ」で「かつ丼」(650円)。ここのカツ丼のカツはオトボケから出前を取っていると聞いていたのに、それらしい人が出入りする気配のないままカツ丼が供される。ある程度の数をまとめて出前でもしてもらっているのだろうか。
研究室にいたあたりから悪寒がしていたので地下鉄に乗って(初めてE231-800に乗った)大手町経由でさっさと帰って寝る。加湿器はもう片づけてしまったけど、とにかく寝る。昼、研究室にはここ数日具合が悪いと言っている人がいたから、うつされたのだろうか。研究室で風邪をうつされるのは2回目。
5月18日(日)
昨晩は2時過ぎに床につき、起きたのは8時半ころだったろうか。NHK「ラジオ深夜便」をつけっぱなしにして(とはいえ、ほとんど聴かずに寝に入ってしまった)いたので、深夜便のエンディングのところと、ラジオ体操で2度目を覚ました。
まだ誰も起きておらず、リビングの雨戸を開け、冷蔵庫の中から一昨日の魚の煮付けの残りと冷凍ごはんを見つけて朝食。なんとなくテレビをつけたはよいけれど、特に見るものはなく、千葉テレビのスポンサー色丸出しの番組を見る。青汁製造販売会社の提供で、顧客の生い立ちを取り上げる内容。最初は気づかずに見ていたのだけど、だんだん怪しくなってきたなと思ったら、番組終了時に2分くらい(もっと長かったかも)の長尺CM。つまらない内容ではなかったので、まぁいいか。あとはフジテレビにかえて「アストロボーイ鉄腕アトム」をほんの少しだけ見る。なんだかあまり長続きしなさそう。こういうのは“大きいお友達”は喜ぶのかどうか知らないけれど、この時間に流したところで果たして子どもが見るかどうか。
部屋に戻ってフトンを片づけ、昨日書いた日記を見返す。ずいぶんだらだら書いているよな、と思う。少し次元は違うけれど、昨晩のスーパー銭湯帰りのクルマの中で、いちかわエフエムを聴きながら再び番組を持ったつもりになってスーパー銭湯の話を一人で少ししゃべってみた(こういうのが堂々とできるのはマイカーならでは)のだけど、やっぱりだらだらしてしまった。先週の火曜のNHK-CTIでのビデオ講評(参照)でも、「いつまで続くんだろうなーって思った」(他の受講者の方)、「いかに短くまとめるかで苦労するかもしれないわね」(先生)、という評をいただいたっけ。…このビデオだって15秒〜2分で語るもので、僕が話していたのは1分50秒だった(我ながら時計も見ないでたいしたものだと思った)。4年間で、ほとんどネタのないところから30分・45分・60分の番組を無音なしにひたすら埋めたり、残り何分(あるいは10数秒)というところで話をまとめたりする経験は200回以上にわたって積んだわけだけど、なにか足りない。話の要点をまとめたメモや原稿だろうか。しかし、それを用意してしまうと聞き手の反応そっちのけでひたすらメモや原稿の内容を話してしまうきらいがあるし、、、でも、やっぱり原稿なしに話すなんて100年早いのかもしれない。あとは原稿を見ながらいかに聞き手の反応を瞬時に織りこめるか、即興でなにか案内してよ、リポートしてよ、というときにどうするか、だろう。さらに、早口に注意。。。。。。
そんなことはともかく、午後から神宮球場へ。7‐3で今季初の負け。試合に負けてさらに月曜日にも試合があるとなると、スタンドを埋めている学生のどれだけが明日来ることやら。真の早稲田好きは、こういうときに差がでる……なんて考えは、もしかしたら阪神ファンに通じるものがあるのかもしれない(阪神は現時点で大量貯金の首位だけど)。
終了後、バスで早稲田へ行き、100ハイのゴールを待ちうける。
5月17日(土)
目覚ましを切っておくのを忘れ(マナーモードを切っておくのも忘れた)、4時半にPHSがブルブル震える音でいったん目が覚めたものの、もう一度寝て7時ごろ起きる。
我が家は7〜8時は風呂に入れない(父優先)のでだらだらネットをしながら過ごし、風呂に入って、またのんびり過ごして9時ごろ朝食。今日は午後から父が1泊で出かけ、弟と妹はよく分からないけれど、夜は母が友達を家に呼ぶそうで「夜はどこか出かけてちょうだい」などと言われる。何だか複雑な気分。
今日の六大学野球はプロ併用で11時からだからエール交換は10時半、そうすると家を9時半には出なきゃいけないことに気づくも、あわてる気になれない。そういえばスタンプカードはどこにあるかなと探してみたら、散らかり放題の机で見つからない。いままでの苦労は何なのー、と思う一方で、神宮へ行っても早稲田が勝ってばっかりでつまらないし、今からスタンプを集めても早慶戦のチケットは1枚も買えないし、のんびりWebサイトの更新でもしながらどこに出かけるか考えていようかなー、などと考え始めたものの、なんとかスタンプカードが見つかり、結局神宮へ行くことにして9時40分を少しまわったころ家を出る。
新浦安駅に着いたらちょうど電車が出てしまい、次は10分後。このままではどうやら着くころには試合は始まっていそう。……しかし、東京駅で快速電車が乗ってすぐに発車して、飯田橋〜市ヶ谷あたりで各駅停車を追い抜き、四ツ谷ではすぐに乗り継げて神宮に着いたのはエール交換の途中。
6-0で早稲田が勝ち、H田やH田のお父さんとホープ軒で大盛りラーメン(800円)を食して16時ごろいったん帰宅。どこ行こうかなーとだらだらしているうちに17時になり、ピンポーンという音が次々として母のお友達と思しき人たちで階下がにぎやかになってくる。
まいったなぁ、と写真日記の更新などをしながらさらにだらだら過ごし、19時を過ぎる。今からどこか行くにも、遅きに失した感がある。17時ごろ出ていれば、八千代方面のスーパー銭湯でも行けたのに……でも、今からでも行って帰ってこれるよなー、と、19時半ごろになって出かけることにする。
八千代市内のスーパー銭湯2軒はともに駅近くにあって電車で行けるのだけど、クルマ。モーダルシフトの研究をやってる奴が電車で行けるところにクルマで行くなんて罪悪感を感じないでもない。湾岸道路は延々渋滞で、困ったもの。途中、千鳥町のユニディで明日使いそうな紙テープを購入。一時は千葉NTのジョイフル本田に行こうかなどとバカなことを考えていたけど、そんな必要はなかった。
ららぽーとを過ぎ、花輪から国道296号に入り、八千代緑ヶ丘駅前の「みどりの湯」へ。駐車場の場所がわからず、右往左往する。1時間くらいあれば着くかな〜と思っていたのに、いつの間にやら、いちかわエフエムでは「温故知新」が始まっていた。駐車券によると21:17。
休日料金で600円を払って入る。安い。土日も使える回数券はなんと10枚つづり4500円。1枚あたりなら都内の銭湯料金と50円しか違わない。浴場はいつも行っている「常盤殿」や、京成電鉄の「笑がおの湯」に比べると一般の銭湯に近いけど、満足。露天風呂は細かい格子の“天井”があって星は見えない(今日は曇っているからでもあるけど)けど、近くに高層マンションがあるので致し方ない。ヒノキ風呂は家庭でやるには手入れが大変で、こういう場所ならでは(以前、父がどこかからヒノキの洗面器をもらってきて風呂で使っていたけれど、あっという間に真っ黒になって、僕が買ってきたケロリン湯桶に置き換えられたことがあった)。人が多すぎるというのが難点だけれど、それならひなびた温泉にでも旅行に行くか、大枚をはたいて自宅に造るほかなく、それを考えたら納得。隣には打たせ湯もあり、首や肩に当てればそこは極楽。はたから見たら恍惚の表情をしていたに違いない。。。
露天風呂で湯に使ったり、上がってイスに腰掛けていたり…を繰り返していたらいつまでもいられそうだけれど、22時半になり、あがることにする。脱衣所では日本テレビを流しており、ちょうど「エンタの神様」の時間で、「はなわ」という芸人が「千葉の歌」を歌っていて着替えている人数人が笑っていた。この番組を見るのは初めてだけれど、番組のタイトルどおり、エンターテインメントとしてのテレビ番組としては上々ではないかとこの時は思った。
駐車場を出、来た道を戻る。駐車場の領収証を見たら(←1円も払わないのに領収証発行ボタンを押す奴)、本来の駐車料金はなんと800円。店側が800円をまるまる負担をしているわけではないのだろう(そもそも入浴料と牛乳代で700円しか払っていないのだから)けれど、電車で来た人にも800円を出してくれれば今日は電車で行ったかもなぁと思う(でも、東葉高速線利用だから片道分にしかならない)。
途中で見つけたブックオフ八千代大和田店に寄ったはよかったけれど、23時閉店。あとはコンビニに1軒寄っただけで、まっすぐ浦安へ。車庫に入れたところで、いちかわエフエムでは「でぶ大好きデラックス」が始まったから、45分くらいで帰ってこれたことになる。……ところで、クルマに乗っている間に震度3〜4クラスの地震が2回あったようなのだけど、ちっとも気がつかなかった。2回目の地震のほうは、花輪付近でどうもハンドルが左右にとられるなぁ、とふと感じたのが今思えばそれだったのかなと思う程度。
22時ごろには終わっていると聞いていたのに、まだ母の友達はいた。1時をまわっても賑やかなのを横目に日記をつけたり。
5月16日(金)
今日も朝のバイトは仕事がはかどらず、9時40分ごろになってようやく終了。このアルバイトを始めたころのような意欲はどこへ行ってしまったのだろう。
研究室でもだらだら過ごす。昼食は理工レストランでボリュームランチB(500円)。生協書籍部で「本やタウン」で注文しておいた『こち亀』134巻を購入。ちゃんと1割引になった。
研究室に戻って先日買った『路線バスの現在・未来』を少し読み始め、すぐに昼寝。なんとか13時前には目を覚ますことができて、「社会調査法」に出席。終了後は再び研究室で先ほどの本を本のわずか読み進めたり、googleのイメージ検索で遊んだりして17時を過ぎ、帰る。
最近調子が悪いのは運動不足のせいだろうから帰ったら泳ぎにでも行こうか、でも、帰ってから夕食を食べて、一休みして、なんてやっているうちにまた行く気をなくしそうだから、と、新大久保駅近くの「とくの屋」で「冷やしえび天そば」(400円)。
しかし、新浦安駅に着くころにはもうヘトヘト。結局9時過ぎには床につく。
5月14日(水)
今日も午前中は中学生ツアー。朝のアルバイトでは抜き漏れをひとつやらかしてしまい、落ち込む。決算の翌日の「日経金融新聞」1面に常務(次期副社長内定)のコメントが顔写真つきで載っていたのに・・…。。。抜き漏れはあまり指摘されたことがないが、先日、熱海沖の海底ケーブル切断事故を知らずに父から「なに新聞読んでるんだ、どうせ鉄道の記事でも大事な記事を見落としてるんじゃないのか」と言われて内心ムッとしていた(父から鉄道がどうとか言われると、まるで鉄道のことしか能がない―実際にそうなのかもしれないけれど―ように言われているような気がして、あまりいい気がしない)のが、現実のことになってしまっただけに、ショックの度合いは激しい。
11時から3日連続の中学生ツアー最終日。2つの中学校の生徒が来ており、前と後ろに固まってしまったうえ、前に陣取った中学校は少々荒れ気味のようで後ろのおとなしいグループとは水と油。ここまで客層が別れてしまうととても難しい。結局最後までうまくまとめられず、またまた落ち込む。
昼休み〜3限にかけて、ガイドの研修前ミーティング。終了後はM野くんとともにジャポカレーの2階、エルムの前にある定食屋(名前失念)で昼食。さばの味噌煮定食、500円。
その後中央図書館3階のソファーで昼寝。17時半ごろ図書館を出て、学バスで高田馬場駅へ出て再び新宿のJR東日本本社前へ。内定者懇親会。
懇親会とはいっても、早大機械科出身のリクルータ4人と同じく機械科出身で東京支社の運輸車両部長に、機械科・材料科からの内定者6人のささやかなもの。新宿パークタワー地下の志苑(確かこんな名前)にて。
22時ごろに終了し、部長と社員の方一人が帰られ、残った面々で二次会行こう、ということになったのだけれど、僕は帰宅。すっかり夜が弱くて困りもの。朝の仕事があることは周知の事実だけど、課長などは連日のように記者の方々とお付き合いしているようなのに朝6時半には出勤している(本社だけフレックスタイム制あり)というから、こんなことでは入社してから先が思いやられる。
5月13日(火)
5時過ぎには何とか起きて、風呂に入って朝ごはんを食べて家を出る。今日のバイト先の早番社員の方は先日広報部に移ってきたばかりの方で、いろいろ手間取って9時20分くらいにようやく切り抜きができあがる。
昨日に引き続いて中学生ツアー。今日は新潟市の中学生で、昨日の反省をそれなりに活かして大隈講堂前に12時前に戻って来れた。祖母宅が新潟なので新潟ローカルな話(テレビのチャンネルなど)も少しは分かり、いろいろ話していたら、最後の質問の時間に「鈴木えーもん(=テレビ新潟のアナウンサー)って早稲田ですか?」と聞かれて困ってしまう。。。あとで調べたら法政大学卒と分かったけれど、キー局の主なアナウンサーで早大卒の方はガイドのマニュアルに「著名OB・OG」としてある程度載っているものの地方局はほとんどカバーされていないので、そのあたりなんとかしないとなーと思う。
昼食は三品で赤ミックス(神宮の半券2枚使用で600円)。その後鉄研の部室でだらだら過ごし、研究室にいったん立ち寄ってから新橋へ。山手線を新宿から座って寝ていく。なんだかんだいって5時間睡眠だと少し眠い。
新橋はJR九州の面接を受けた航空会館の隣にあるビルの貸し会議室でNHK-CTIの「話し方の基本」講座。初回の今日はビデオ撮り。先生に「NHKの面接でも、こういうのありましたでしょう?」と言われ、カメラテストの恐怖を再び思い出してしまう(笑)。15秒〜2分程度で、この講座の 受講に至った経緯を説明、というもので、撮り終わったあとはそのビデオを見ながら受講者全員で講評。よい面、悪い面をある程度洗い出す。
5月12日(月)
未明の地震で目が覚める。ずいぶん揺れた。0:57。即座に枕もとのラジオをつけ、NHKラジオ第一・いちかわエフエムを交互に聴く。震度3以上の地域を大まかに伝える速報はなんといちかわエフエムのほうが早かったが、各地の震度や津波の心配を伝える詳報はNHKのほうが早かった。ずいぶん揺れたと思ったのに、浦安は震度3。江東区などでは震度4を観測したそうだが、この揺れで震度3とは、震度7などきたらひとたまりもないだろうと恐ろしくなる。
その後はなかなか寝つけず、寝不足気味のまま5時前に目覚ましが3回鳴ったものの2度寝してしまい6時前に起こされる。
バイト終了後、西武新宿線一時不通(踏切で人身事故)の影響が残っていて大混雑の高田馬場駅(電車を降りて駅を出るまで30分ほどかかった)から西早稲田キャンパスまで歩き、久々にツアーに入る。なおかつ、初体験の中学生ツアー。
これまで中学生向けにはガイドを手配せず自由見学にしてもらっていたのを、今年から1時間の短いツアーにすることになって、僕にとっては第1回目。今日から3日間続く。……中学生を相手にするのは学部4年のときの塾講師アルバイトや教育実習以来で、変に子ども扱いをすると痛い目に遭うぞ〜、と思っていたら地方からの修学旅行で東京に来ている子どもたちなので純粋なこと! 冗談のつもりで言ったことまで真に受けられてしまって終始しらけムードのままツアーは終了。。。。。。素直でよい子たちだっただけに、大変申し訳なし。
終了後は、ガイド室を出て三朝庵ビルの郵貯ATMでお金を引き出してみずほ銀行でNHK-CTI講座の受講料を振り込み、ワセ弁で昼食に唐揚げ(鳥)弁当(400円)を購入して再び大隈講堂前へ戻り、13:45の理工バス。
研究室では昼食ののち19時ごろまで、先週行った本庄の様子をまとめる。久々に遅くまで残っていた感じ。帰宅後はお風呂に入ろうと湯を入れたものの、0時近くまでだらだらネットに興じてしまい、結局入らずに寝てしまう。。。資源のムダ遣い。
5月11日(日)
昨日、もやもやしたことをダーっと書いてしまったからか、変な夢は見ることなく5時半ごろ目が覚める。
昨日はなんだかんだいってだらだら過ごしてしまったので、今日はどこか行きたいな……そういえば母が祖母宅へ行くって言ってたっけ、と思い出し、足を伸ばして昨年末にオープンした国内最大のホームセンターとかいう千葉ニュータウンのジョイフル本田へ行ってみようともちかける。
11時ごろ家を出、国道16号線沿いのフルルガーデン内で昼食。ついでにスターバックスも履修してから祖母宅へ。祖母に顔を見せて14時ごろ祖母宅を後にし、国道16号線を北上。北総線の線路をオーバークロスしたところで国道464号線へ。北総線に沿って千葉ニュータウンへ。次第に「8000台の駐車場」という言葉とともにジョイフル本田の看板が見えてくる。
入ってみて店内の広いこと。生活館であれこれ購入したあと、資材館を通り抜けてガーデンセンターへ。ここでも鉢植えをいくつか仕入れ、来たところをずーっと戻って食品館へ。ここはたいして安くない(ウチの近くのマルエツ並み)。……しかし、品揃えはどの売り場もすごいもので、一般人向けはもちろん、プロ向け(大工さんや農家、料理人)なんじゃないかと思うものまで広大な店内にそろっている。店内には無料貸しロッカー、飲食店もたくさんあり、一日中いても飽きがこなさそう。おまけにガソリンスタンドまで併設。
アメリカ人はこういうホームセンターにでっかい車で乗り付けて、ドーンと買って帰り、芝生の庭で日曜大工ならぬDIYに精を出して柵のペンキを塗ったりウッドデッキなんか造っちゃったりしてるんだろうなぁ……と思うものの、日本(あるいは千葉)特有の狭い道を延々と運転して疲れたし、果たして日本で同じような生活を実現することが果たして豊かな生活なんだろうか、とも思う。その一方、ステーショナリーのコーナーを歩いていると何十種類もの絵の具を売っているのが目に入り、昔は3色だけが普通で12色も揃っていたら大感激……のような話を聞いたり何かで読んだりしたのを思い出し、唯一農家の子とおぼしき子どもがランニングシャツで歩いている(やはり千葉である)以外はみんな何かしらカジュアルな格好に身を包んでいるし、不況だとか何だとか言ったって、それなりのおしゃれをしてこういうところで買い物をするだけ豊かなんじゃないか、とも思う。
千葉千葉と書いてばかりだが、園芸のコーナーで鍬とスコップを並べて売っているのには笑ってしまった。担当者は「目蒲線物語」の歌詞をを知っているのかもしれぬ。。。そういえば駐車場には土浦ナンバーも多く、地図を見れば一目瞭然だがまさに「チバラギ」を地で行くロケーションなのである。……考えてみればそんなところに都心直通の鉄道を敷き、沿線を「千葉ニュータウン」と名づけて何十万人もの人が住む大規模宅地に開発しようとしていた時期があったのだから、それほど東京圏一極集中がひどかったのか、計画を立てた人が正気ではなかったのかどちらかだろう。
帰りの運転は母に変わってもらい、浦安へ。夕飯は鍋。22時ごろには寝る。
5月10日(土)
昨晩は、3時ごろまでいちかわエフエム「市川よろず音楽堂」を聴きながら日記をつけたり写真日記を更新しながら過ごし、今朝は9時まで寝ていた。
昼までだらだら過ごし、午後は部屋の片づけ。来年の今ごろにはこの部屋は空けなくてはいけないはずなのになかなか片づく気配がない。先週、バイト先で社員の方から独身寮について家具はベッド・棚・タンスのほか机や電話までほとんどひと通りある、という話を聞き出してしまい、それだったら体ひとつと必要最低限のものだけ持っていけばいい(=片付けて引越しする必要がない)んじゃない? なんて思ってしまったのがいけなかったか。
それでもテレビと冷蔵庫あたりは自分で調達する必要があるそうなので、テレビは思いきってハイビジョンでも買っちゃおうかなぁなどと考えたり。(ォィ)
15時ぐらいから昼寝。なぜだかよく分からないけどNHKの夢ばかり見ていた気がする。内容はよく覚えていないけど、昨晩もNHKの夢を見たんじゃなかったかなぁと思い出す。とりあえずスパっとあきらめてJRへ行くことに決めたはずなのに、未練がましい話ではないか。……マスコミへの道をあきらめきれずに入社数年で再び新聞社を受けたりする人の話はよく聞く(だから新聞社・NHKの試験は土曜日や日曜日に集中している)けど、いったん会社に入ったら5年〜10年は勤めるべきなんじゃないかと思うし、JRは入社して数年は現場で、鉄道運行の現場は希望の日の休みが簡単に取れる職場ではないはずだ(有給の日数そのものは消化できるはずだが)。
とりあえず、来週の3連続ツアーで気が紛れるとよいのだが。。。一番の特効薬はいまから再びいちかわエフエムのスタッフになって放送の現場に復帰してしまうことだと思うが、それは残り少ない学生生活のかなりの部分をそれに割くことを意味するわけで、あまり現実的ではない。
ま、玉社に入ったときも駒場東邦にはかなり未練があったし、早稲田に入ったときも院は東大になどと考えていた面があったが、玉社にはちゃんと6年通って今でも思い入れはあるし、院も引き続き早稲田にいて、誰が東大なんてあんなつまらない大学へ行くもんかなどと思っている自分がここにいる。社会人になっても、しばらくしたら同じように推移するのではないか。……一時の気の迷いで、日テレの来年度の募集はまだ応募できるんだよなぁ、とか、NHKの秋採用は放送実務経験者が対象だけどコミュニティ局で4年以上やったしなぁ、とか考えてしまうのは得策ではないはずだ。
なんと言っても、JR東日本は就職希望企業ランキング(4月14日リクルート社発表)でNHKとほぼ同位の17位(NHKは15位)に載る超人気企業なのだ。……より上位にランクインしている旅行会社のように経営実態と人気がかけ離れている企業でもない。上記の玉社や早稲田のこともあるし、いったん入社して5年以上経って、まだ放送局などと考えるようならそのときで充分間に合うはずだ。「ニュースJAPAN」の安倍キャスターだって、日産自動車に13年勤めてフジテレビに転身しているではないか……と言い聞かせる。
5月9日(金)
朝寝坊してしまい、起きたら5時半。あわてて風呂に入ってあわてて朝ご飯を適当に口に放り込んで6:48の快速電車。バイトが終わったら、“馬場歩き”で西早稲田キャンパスへ。ガイド室でシフトを確認。来週は3日連続でツアーだ。今年からスタートした中学生向けツアーで、久々のツアーでもあり、楽しみ。
三品で食べていこうかと思っていたのだけど、ガイド日誌にいろいろ書いているうちに12時になってしまい、12:05の理工バスで理工へ。「社会調査法」に出席して研究室へ。確か今日提出の進路調査の紙があったよなぁ、と連絡委員のA元くんに聞いたら「もう事務所に持って行っちゃったから、自分でやってね」。。。。。。まぁ、2日間研究室には顔を出していなかったから、そんなものだろう。
推薦が就職活動の基本だったころのままの体裁なので、進路希望調査用紙というより、エントリーシートそのまま。しかも、家族構成や家族の勤務先まで書かせる旧態依然なもの。いまどき企業だってそんな情報書かせないし、だいたいこんな情報は入学手続きのときに書類で提出しているはずで、それに、自由応募形式でほとんど学科事務所の世話にならない就職活動が主流になりつつあるのに、こんな程度の書類にいちいち写真を貼って(それも3cm×4cmではなく、変則サイズ)出させるなんて何を考えているのか。
早めに家へ帰り、夕食の後はスーパー銭湯「常盤殿」へ。帰りはブックオフに立ち寄り、いろいろ見て『JR株は儲かる! JR東日本の経営戦略と将来展望』とかいう10年前のうさんくさい本(100円)と、『路線バスの現在・未来』(1200円)を購入。後者は研究費で新本を買ってもらってもよかったのだけど、つい自分で買ってしまった。前者はうさんくさい題名とは裏腹に、現在ほとんど実現している当時の計画がめじろ押し(実現しなかったのは上野駅高層ビルくらい)で、10年という年月は短いようでいてそんなに長いのか、と思う。
以前は目移りしてしまうほどだったマンガ本のコーナーはなぜか食指が動かない。メディアへの就職をあきらめ鉄道会社に入ることになり、雑学のような一種のオタク的知識が直接役に立つ業界ではないとはいっても、実務的な本にしか目が行かないのはいかがなものかと思う。
5月8日(木)
バイトが終わったら、秋葉原へ。多慶屋まで歩いて傘を購入。なくしたり、風で壊れたり、ここ数ヶ月で何本目だろうか…。
ツクモでPCケース用のファンを購入(Linux機につけようと思ったのだがあとで取り付けられないことが判明)。溜まったポイントを使ったら、2400円分くらい溜まっていたらしく、現金負担は38円。ツクモはレシートに累積ポイントが出ないので、不便。
山手線を居眠りしながらほぼ一周近くして田町で下車。ラーメン二郎三田本店で小豚(550円)。新大久保へ移動して海城高校のバイト。先週すっぽかしてしまっていたら、どうも辞めたことになっていたらしくて先生に「来てくれるとは思わなかったよ〜」びっくりされる。(^^;)
終わったあと、渋谷へ。NHK-CTI(NHK放送研修センター)の日本語センタースクール「話しことば専科・人前で話す基本」の説明会。NHKのスクールで渋谷だからNHK放送センターかと思いきや、「渋谷ネクサス」という貸会議室が教室。木曜は、4階で「最新アナウンスカレッジ マスコミ志望基礎」、8階で「朗読ナレーション基礎」「ことば専科・人前で話す基本」。エレベータに乗ると、いかにもミーハーっぽいおねーちゃんが大勢4階で降りてゆく。
説明会は、事務局の方から20分ほど説明があったあと、講師の元NHKアナウンサーの先生が1時間ほどスクールの進め方についてお話。「基礎」といいつつ、かなり高度なこともやるようで、バイト帰りにはとても無理だ、と、火曜日の教室で申し込むことにする。こちらの受講者は、社会人が主。歯医者さんが「マスクをしながらでも患者さんにうまく伝えられるスキルを身に付けたい」と言っていたのが印象的。
帰り、ビルを出て道玄坂通りの反対側にモスを見つけ、こんなところに店あったかなぁ、とジャスミン茶をテイクアウトして履修。
5月7日(水)
さすがに昨日は疲れ、バイトが終わったらまっすぐ家へ帰る。このくらいで疲れるなんて、日ごろの運動不足。そういえば去年の夏休み以来、泳ぎに行っていない。
昼前に父に頼まれた新幹線のキップを駅に買いに行き、午後は図書館でまったり&スーパー銭湯でまったり&ブックオフでまったり過ごし、せっかく平日の昼間なので郵便局めぐりも、と思ったのに、15時ごろまで昼寝をしてしまい、もうダメ。部屋にこもって日記をつけたり掲示板にレスをつけたり、ダメ人間丸出し。夕食がなければそれから家を出ても充分外で過ごせるのだけど、浦安近辺にいて別に他人と会うわけでもないのに家での夕食をすっぽかして外を出歩く、というのも気が引ける。そのあたり、一人暮らしの人は気楽でいいなぁと思う。
夜は夜で、結局22時ごろまでPCに向かっていて、完全に引きこもり。何のために家に帰ってきたんだか。
5月6日(火)
バイト終了後、ひょんなことからK藤くんの班の人たちとともに本庄へ行くことに。……というのも、僕の下についた4年生が本庄へ行ったことがないというので一度行っておいで、と言ったら、K藤くんの班が本庄分室へ物を取りに行くのにくっついていくことにしたらしく、そうしたら、K藤くんにはM2がB4を放ったらかしにしていると映ったようで僕もついていくことになった。レンタカー・高速代・ガソリン代は研究室から出るし、3人で行こうが4人で行こうが経費は同じ(燃費が若干変わるかもしれないけど)なのだし、なんといっても就活も終わって僕もヒマだし。
そういうわけで、10時ごろ出発して関越道経由で12時ごろには本庄へ到着。市内を少しさまよった末、プリーモというイタリア料理店(参照)で昼食。雰囲気はファミレスにかなり近いのに、大手外食産業の店と違ってキッチンが客席に面していて安心(厨房が見えないと、どんな環境でどんなものから自分の食べるものが作られているのかさっぱり分からないのが不安といえば不安)。雰囲気的になんとなく某ゲームの舞台になっているレストランを連想した(爆)。チェーン店かと思いきや会計時にもらったスタンプカードには本庄と太田(群馬県)の2店舗しか載っておらず、そういうこじんまりとしたところも含めて個人的には気に入ったけれど、12時半になってもあまり客席が埋まっていないのが気になる。駅からは若干の距離があり、かといってスプロール化著しい本庄では昼間も夜間も人口が一箇所に集積しているわけではないから、むずかしいところであろう。
本庄キャンパスには100キロハイク、去年の「都市システム解析」の実地調査で来て今回が3回目で、研究室の分室に来るのは初めて。広くて天井も高い実験室にはアラコやホンダの1人乗り電気自動車や、研究室で開発したWFV(Waseda Future Vihicle)が置いてある。
15時ごろまで分室で過ごし、本庄駅へ送ってもらう。K藤くんは秩父のほうへドライブしてヒマをつぶす由。B4の学生が本庄市の無料巡回バスの時間を調べてくれていたので、それに乗り、ひとまわりして市役所でバスについてお話をうかがう。
18時ごろ、再び本庄駅でピックアップしてもらい、本庄分室に戻って荷物をクルマに積み込み、関越道を早稲田へ。2週間後、今回クルマで2時間強の距離を2日間かけて歩く面々が多数いるわけだ。……今年はギネスブックに「世界最長の仮装行列」で申請するらしく仮装が必須になってしまったので、それじゃとても100キロは無理、と参加を見送った。。。
研究室では21時ごろまで過ごして、帰る。
5月5日(月・祝)
GWといっても平日の休みは先週の火曜と今日だけ。8時までゆっくり寝て、起きる。
洗濯をしたり部屋に散らかっている新聞の切抜きを整理したりして午前中は過ごし、午後は図書館にでも行こうか(今日は開館している)と思っていたけどゆっくり昼寝。
夕方、あまり面白い話題がなかったのでずーっと見ていなかったカーシェアリングMLのメールを何気なく見ていたら、横浜国大の公開講座の案内が書いてあって、テーマは「都市の公共交通の最前線」。内容(参照)を見ると、修論のテーマそのまま。やばい、これは履修せねば、と、5月6日までに参加費を現金書留……と書いてあるけどとりあえず問い合わせを、、、とあわてて考えたら、Webページには「※定員に達したため、募集を締め切らせていただきます」の文字。メールの受信は4月20日。やられた。
5月4日(日)
午前中からゆっくり過ごす。母が風邪で寝ているので、朝・昼とも残り物。冷蔵庫をあさるといろいろ出てくる。来年からはほぼ確実に一人暮らしなので、「チューボーですよ!」を見るなりして自分でも何か作れるようにならねば。(一時期自分でお弁当を作っていたことがあったが、いつのまにかやめてしまった…)
ちょっとゆっくりしすぎてしまい、神宮球場に15時前に着くともう試合は始まっていた。早大−法大戦を昨日に続いてK内とともに最前列で応援。10−2で圧勝。
六旗会の人たちとともに、いつもの和民(といっても僕は今シーズン初めてだったりする)へ。昨日買ったばかりのデジカメで写真をバシバシ撮る。
5月3日(土・祝)
ゆっくりした朝で、昨日の残りのとんかつを温めて朝食兼昼食。10時半ごろ家を出て神宮球場へ。
対法政大学戦は、K内といっしょに最前列で応援。すぐ後ろにはガイドで「おうえん会」主催のF田くんとY沢くん。試合は16-3で早稲田の圧勝。
東大−慶大戦も応援していく面々と別れ、千駄ヶ谷から新宿へ。ヨドバシカメラに行って件の名刺の人を呼び、いくつか聞いて結局ペンタックスのを購入することに決定。メモリはドーンと256M。これで旅行中も枚数を気にせずに撮れる。GW中だからか合わせて3000円引きになり、2点ほどおまけの品がついて61530円也。ポイントも12306円分発生。
家に帰り、お風呂に入って夕食にそばを食べたあと、充電しておいた電池とメモリーカードをセットして、説明書を見ながら撮影した記念すべき1枚目は、散らかり放題の自分の机(^^;;)。(見たいという酔狂な方は……こちら)
22時ごろまでだらだら過ごしたあと、スーパードライを1缶空けてさっさと寝る。
5月2日(金)
今日まで有効の地下鉄回数券が2枚残っている。朝のうちにデジカメを買ってどこか行こうかなとも思ったけど、2機種まで絞り込んだもののまだ決められず、バイト終了後はまっすぐ研究室へ行き、カタログやWebサイトに首っ引き。昼食は「めとき」で中華麺(800円)。
3限「社会調査法」にもぐったあと、地下鉄に乗って神楽坂へ。牛込郵便局は来たことあるような気がするけれど、とりあえず履修。郵政公社になって初の旅行貯金で、廃止が噂されていた局長印(主務者印)も健在。
神楽坂にはモスの高級業態である「mos's-C」があり、ここは行ったことなかったのだけど、めときで食べてしまったのであまりおなかがすいておらず、またの機会に。
ここから新宿なら牛込神楽坂から大江戸線に乗るのが一番速いし、神楽坂を下って飯田橋駅まで行けば定期券で新宿へ出られるのだけど、今回は回数券消化が目的なので再び東西線に乗って高田馬場へ。
とにかく2機種のうちどちらかを買って帰ろうと思って寄ったヨドバシでは、先日説明してくれた店員が休み。今日の人は商品知識もなさそうで、明日は名刺の人が出勤することを確認して、帰宅。ヨドバシにはデジカメ売り場が何ヶ所かあって、帰り際にほかの売り場でいろいろ触ってみたら、一度は候補から脱落したペンタックスのOptio-Sもなかなか悪くないよなと思い、選択肢が増えてしまう。
ミノルタのDiMAGE Xt(これ)、カシオのEXILIM EX-23(これ)、ペンタックスのOptio-S(これ)は、どれも光学3倍ズーム、300万画素クラスで最小・最軽量タイプで価格も5万円弱(カカクコムなら4万円弱)。画素数はそんなにいらないんじゃないかという気もするけれど、3倍ズーム付きで小さいのに惹かれた。現像がいらないカメラだからどこにでも持ち歩いてどんどん撮りたいし、小さくて軽いのは非常に魅力。でも、どれも一長一短で、カシオのは液晶画面が大きくて使いやすそうだけど、充電器が大きくて旅行のときに不便そう(いちおう別売りで小さいのもあるにはある)。それに実際に液晶を見ながら撮ることがどれだけあるやら。ミノルタのは一見ズームつきのカメラに見えない意外さと、ISO400相当まで対応している(残り2機種はISO200まで)のがよく、充電器もスリムなのだけど、液晶が小さすぎる。フラッシュをAUTOにしておくと光るのか光らないのかシャッターを押すまで分からない(ほかのはちゃんと赤いランプがつく)のも、電車やバスの写真をバシバシ撮るつもりの僕には不安。ペンタックスはこの3機種の中でも最も小さくて軽い。今使っているコンパクトカメラもペンタックスだし、壊したときのサポートの充実具合も実感しており、安心といえば安心。充電はカメラから電池を外して充電器にセットするタイプで、旅行のときユースホステルなどでカメラごと持っていかれる心配はない(電池だけで済む)ものの、普段は不便そう(ミノルタの充電器はどちらにも対応)。ちなみにペンタックスが盛んにPRしている新開発の小型望遠レンズは、なんとカシオのにもまったく同じ物がついている。
昨日見たときはペンタックスのは起動が遅いなぁと思ったけど、今日見たらそんなことはなく、微妙な時間差こそあれ、どれも電源を入れたら2秒足らずで撮影可能のよう。名古屋へ行ったときに妹から借りたデジカメの起動が遅く、シャッターチャンスを逃す経験をした僕には、この機能は重要。……現時点ではペンタックスが最有力候補か。
5月1日(木)
10時から国交省の人に本庄プロジェクトのプレゼンをする日とかでスーツを着ていく。
機械科会議室にやってきた国交省の人は5人。うち一人道路局の人は昨年の幹線物流でお仕事をともにさせていただいた政策統括官室の方によく似ているなぁと思ったけど、よく見ると違う。霞ヶ関は似た人を採用しているのか、霞ヶ関に勤めていると似てくるのか。
PowerPointは昨日のうちに先生に渡っているはずだし、僕の口から何かプレゼンすることってないよなー、と思っていたら、「高橋君、説明して」。……即興でしどろもどろになりながら説明。NHKの2次面接〜最終面接あたりでどうも言葉にする前に考えてしまう変なくせをつけてしまったらしい。
先生と国交省の方は別室へ移動し、残った本庄プロジェクトに参加されている企業の方などでディスカッション。ついうとうと。そのうち、昼食が届き、とりあえず企業の方に配る。残りは6つ。1つは先生のとして、あとは学生ぶんだろうと思っていた(先生も「1つだけ残してあとは食べていい」と言っていたし)ら、学生の一人が「国交省の方のかもしれない」と言い出し、先生が戻ってくるまでおあずけになってしまう。……国家公務員がプロジェクトへの協力(むろん金銭面での協力も含めて)をしてほしがっている人から食事の接待を受けるわけがなく、案の定、先生が戻ってくると「国交省の方はお帰りになられたよ」。
散会のとき、「高橋君、ホームページ持ってるんだねー、見てるよ」と企業の方から言われてしまう。当然のことながら名前を検索すれば引っかかるわけで、今のうちはよいけれど会社づとめを始めると書くに書けないことも出てきてしまうのだろうか。
あとはガイド室に寄ってまったり過ごしていたら、海城高校のバイトをすっかり忘れてすっぽかしてしまう。……でも電話ひとつかかってこないのも不思議。帰りはヨドバシに寄ってデジカメを物色。