自然環境は、アウトドアライフを楽しむことは勿論のこと、私たちの生活に欠かせないものです。
カヌーを楽しむ活動から自分たちのフィールドをもっと良く知ろうと、川の観察やゴミ拾いなどの活動を始めました。
私たちの住む町の自然を知り、大切に思う気持ちを持ち続けたいと思っています。
毎年、6月に川をきれいにしようと、カヌー仲間や釣り仲間の皆さんと一緒に、川下りをしながらゴミ拾いをしています。
ゴミの量は年々、減少していますが、肥料袋やタイヤ、弁当ガラ、釣り糸など、結構な量を回収しています。
回収したゴミは、網走開発建設部西部河川事業所の方が回収し処分していただいています。
湧別川に住む、昆虫や魚などの水棲生物を調べることで、私たちの町の川がどの程度きれいなのか、良くわかります。
また、川の汚れ具合を直接調べてみようと、簡易調査資材(パックテスト)も行っています。
湧別川は、きれいな川に入るようです。
2010 せせらぎ Report
2007 せせらぎ Report.pdf
川のきれい度を測る.pdf
芭露小学校の学校池は、芭露川の三日月湖を利用して作られた池です。
整備当時は清流が流れ、きれいなハスの葉が咲き、校庭を彩っていました。しかし、道路工事などで流れ込む水が少なくなり、枯葉や枝が堆積し、池の環境は徐々に悪化してしまいました。
そんな中、今後の環境整備や活用を学校、教育委員会で調査、検討した結果、この池に芭露地域に住む昆虫や植物などが数多く生息することが判りました。
そこで、この池を自然学習の場(学校ビオトープ)として活用できないかと、平成17年に学校やPTA、教育委員会、自治会、YU-PAL、地元企業、ユニオンデータシステムなどが協力し、カキ貝を使って水を浄化する装置を整備し、水面を覆っていた水草を埋め尽くしていた水草を除去しました。
この整備後、ヤゴやゲンゴロウ、ヤチウグイ、トゲウオなど数多くの昆虫や魚が発見され、自然の成り立ちを学ぶ場として活用しています。