|
|
草稿の制作、色の作成 全体のバランスを見ながら草稿を作成します、ポイントになにを 置くか打ち合わせをし最終的な仕上がりを創造しながら木炭 で下絵を描きます。色は12色から15色作成しますポスターカラー や顔料、ルナカラー、胡粉などを使いますパットナイフで練ります、色 練りには3年ぐらいの経験が必要です。 紙は堅めのマーメイドという紙を使用します、絞りの味がよくでます。 |
|
|
|
上柄仕上げ、金加工、白線くくり 伏せたラバtックスをはがしポイントに色を塗ります背景より濃度、彩度 明度を上げた配色にするとポイントがひきたちます、重要なのは白場 を少し多めに取ることです、必要な部分に金加工をほどこします
金はニカワでといて接着力を強めます.
|
|
|
|
|
カチン書き
京都で和調図案の修行をした人はまずカチン描きという細い面相筆の
使い方を勉強します、私の花鳥画もカチン描きで墨線を描き水彩絵の具
で着色したものです。写生と花鳥画の模写を毎晩勉強したおかげで
線描きには自信があります、白線くくりと仕上げが終わりあとは図案
を台紙に張って終わりです。 |
|
|
|
|
|
|
|
明治、大正時代の染織図案
明治以降の化学染料の豊富な色が取り入れられ染色の工程も分業化
された、デザインも下絵師と図案家に分かれ、問屋や商人の主導で製品
が作られるようになる。大正ロマンなどの独創的な作品が商品を左右 するものとして中心になる。
|
|
|
|
昭和の染織図案
昭和時代になり商品として売れるデザインと作家がその個性を生かし独創を主として
作る「作品」があります、後者は展覧会に出品して新たな情報をつかむのに役立ちます、デザインも情報化時代になりプリントや絵画、工芸、金彩、など友禅図柄として使用されるようになる。 染料や染織技術の発達により複雑で繊細なデザインも加工できるようになり 染織作家たちも個性が発揮できるようになりました。
|
|
|
|
CG制作デザイン
私がCGデザインを始めたのは3年ほど前です、今まで制作してきた作品をデジタルで残したいと思い始めました。色補正から消去コピーまるで魔法のような機械ですしかし最初の想像力と表現する技法がなければ有効に機能しません、デザインあってのIT機器なのですね。
京都という恵まれた環境で徒弟制度の元図案の修行をした10年間は良い経験でした。 |
|