よ〜く見ると‥ アレアレ、結構美しい! 写真左はヤシャブシ。 赤いのが雌花、垂れ下がっているのが雄花。 雄花は花粉を出し終わりグッタリ。今は雌花が真っ盛り。自家受粉を避けるため時間差の開花、自然の仕組みにあらためて感心します。 写真右はクサギカメムシ(の顔)。 あの匂いさえなければ、(果樹農家以外では)これほどまでに嫌われないのでしょうが・・・ 普段なにげなく見過ごしてしまう「じみな花」や、思わず毛嫌いしてしまう虫‥ 一度じっくり観察すれば、思いがけない世界が広がります。
毒!注意!! 写真左はシャグマアミガサタケ、右はハシリドコロ。 両者とも毒性が強く、この時期には要注意です。 こんなキノコ食べる人いるの?‥ ところが、食用となるアミガサタケの仲間(美味しいものもある)と勘違いして、誤食するケースがあるようです。 ハシリドコロは一見、山菜として食べられそうに見えるため、頻繁に中毒例が報告されています。 薬の成分(ロートコン)として使われますが、毒性が強いため民間療法(薬草)としては用いられません。花を見れば一目瞭然ですが、咲いていない時にはご用心!
ゴマダラチョウの幼虫 昨年、この木(エノキ)の葉を食べて育ったゴマダラチョウの幼虫は、秋の終わりとともに根元に降りて越冬していました。新たな春を迎え、地上2mのこの高さまで再びノソノソと登ってきました。体長の100倍の高さまで登ってきたということは170cmの人間なら170メートルも直登した計算。(⌒-⌒;) …それはともかく、 雪の下の枯葉のなかで、厳しい冬を過ごしていたかと思うと 「お〜ッ!けなげなヤツよ!」 と思わず感動。 (5月3日追記) 下の写真は同じ個体を4月24日(エノキの葉が開く前)と、5月3日(葉が開き始めた日)に撮影したものです。 左は冬芽に、右は新芽にそっくりで「保護色とは何か?」の絶好の標本です。
バードウォッチングしましょ♪ 帰って来ました!オオルリが! 園内各所でさえずりが聞かれます。あちこちで盛んに鳴いているのは恋人探しか縄張り争いか‥ その他に、今さえずりが聞かれるのは、ミソサザイ、ウグイス、ホオジロ、ヤブサメ etc (オオルリの昨年の様子はこちら)