.    '03年4月24日

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よ〜く見ると‥

 アレアレ、結構美しい! 
写真左はヤシャブシ。 赤いのが雌花、垂れ下がっているのが雄花。 雄花は花粉を出し終わりグッタリ。今は雌花が真っ盛り。自家受粉を避けるため時間差の開花、自然の仕組みにあらためて感心します。
写真右はクサギカメムシ(の顔)。 あの匂いさえなければ、(果樹農家以外では)これほどまでに嫌われな
いのでしょうが・・・
 普段なにげなく見過ごしてしまう「じみな花」や、思わず毛嫌いしてしまう虫‥ 一度じっくり観察すれば、思いがけない世界が広がります。

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   . ヤシャブシ クサギカメムシ

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毒!注意!!

 写真左はシャグマアミガサタケ、右はハシリドコロ。 両者とも毒性が強く、この時期には要注意です。 
こんなキノコ食べる人いるの?‥ ところが、食用となるアミガサタケの仲間(美味しいものもある)と勘違いして、誤食するケースがあるようです。
 ハシリドコロは一見、山菜として食べられそうに見えるため、頻繁に中毒例が報告されています。 薬の成分(ロートコン)として使われますが、毒性が強いため民間療法(薬草)としては用いられません。花を見れば一目瞭然ですが、咲いていない時にはご用心!

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   . シャグマアミガサタケ(赤熊網笠茸) ハシリドコロ
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ゴマダラチョウの幼虫

 昨年、この木(エノキ)の葉を食べて育ったゴマダラチョウの幼虫は、秋の終わりとともに根元に降りて越冬していました。新たな春を迎え、地上2mのこの高さまで再びノソノソと登ってきました。体長の100倍の高さまで登ってきたということは170cmの人間なら170メートルも直登した計算。(⌒-⌒;) …それはともかく、 雪の下の枯葉のなかで、厳しい冬を過ごしていたかと思うと 「お〜ッ!けなげなヤツよ!」 と思わず感動。

(5月3日追記)
 下の写真は同じ個体を4月24日(エノキの葉が開く前)と、5月3日(葉が開き始めた日)に撮影したものです。 左は冬芽に、右は新芽にそっくりで「保護色とは何か?」の絶好の標本です。

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   . 4月24日はこんな状態  それが ・・・ 5月3日にはこんなカラフルな装いに。


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バードウォッチングしましょ♪

 帰って来ました!オオルリが!
園内各所でさえずりが聞かれます。あちこちで盛んに鳴いているのは恋人探しか縄張り争いか‥
 その他に、今さえずりが聞かれるのは、ミソサザイ、ウグイス、ホオジロ、ヤブサメ etc
 (オオルリの昨年の様子はこちら