.    '03年7月26日

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カナヘビ

 カナヘビと聞き… 「ヘビッ (`◇´;)」と、ビクッとする方がいますが、トカゲ亜目カナヘビ科に属しますので
ヘビではなくあくまでもトカゲの仲間です。 きらきらと光沢のある肌のトカゲと違い、金(鉄色)のような肌色
から【金(かな)へび】というらしいのですが、なぜ【ヘビ】なんだろう(・。・?

 危険な目に遭うと自ら尾を切って逃げるという、思いきりの良さというか身を捨てた生きのび戦術というか。
切れた尾はやがて再生しますが、やはりまったく元どおりというわけにはゆかず、骨がなかったり短かったりするようです。 (なお、切れる箇所は決まっているため、無理矢理切ると再生しません。)
                                              (11月10日:一部削除)

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   . 食べすぎ? それとも おめでた!? 「んっ!? なにか用?」

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エゾゼミのお通り

 「すいませ〜ん そこ、チョット どいてもらえますぅ?」と羽化直後のエゾゼミ。 ついこの間までは、ハルゼミ・エゾハルゼミで賑やかだった園内も今はヒグラシやエゾゼミが夏本番を感じさせています。
 木の高いところにいるせいか、そこかしこで鳴いているのになかなか見つけられません。なお、オスが鳴いてメスを呼び寄せる【配偶行動】であるためメスは鳴きません。



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夏の花

 ソバナが咲きだしました。夏の到来を感ずる涼やかな野の花です。
 ソバナは『蕎麦(そば)な』ではなく『岨菜(そばな)』です。崖際の道を岨道(そばみち)というように、岨(そば)とは切りたった崖を意味し、若芽が食用になることから 『菜』がついたとのこと。
 山道の斜面や崖っぷちで釣鐘型の花を夏風にただよわせています。