.    '04年1月1日

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雪遊び

 作者不詳の力作が、園内のベンチで新年を迎えていました。 なけなしの雪をかき集めて、ずいぶん苦労して作り上げたんでしょうネ。 お疲れ様。
 園内での本格的な雪遊びには、もうしばらくかかりそう。 やがて雪が積もれば、スノーシューやXCスキーでスノー・トレッキング。
(’02年4月より開園の1次整備区域は平坦なので初心者には最適。 但し、くれぐれも川に張り出した雪庇にご注意。 なお、現在整備が進んでいる2次整備区域は、より自然度が高く、より広いフィールドとなります。来年以降のシーズンを、お楽しみに)

 雪遊びのひとつ…アニマル・トラッキング!。
アニマル・トラックとは〔動物の痕跡〕。その痕跡を追いかけるスリリング(!?)な行動が〔アニマル・トラッキング〕です。 「なに、それ? そんなストーカーみたいなことして楽しいの?」 という、あなたッ!
 例えば右の写真。キツネが向こう側からこちらに歩いて来た足跡です。 数十メートル、わき目もふらず歩いたキツネは、やがてこの先で立ち止まり、雪を堀り、エサ(ネズミか?)を探した後、何かを見つけたのか、あるいは 何かに驚いたのか、今までと違い、走って森の中に去って行きました。 もうしばらく追いかければ、他の痕跡… ノウサギを追いかけた跡や、そのノウサギが草木を食べた形跡(食痕)、さらにその近くにはカモシカがのんびりと 歩いた足跡がある… かもしれません。 普段は気づかずにいた野生動物の息吹が感じられます。





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(年頭にあたり…)石にかじりついても!

 大きな岩の上にしがみつくように生えているのは【ソヨゴ】。長野県を含む西日本の野山では普通に見ることができ、園内でもあちこちに自生しています。 このあたりでは、神事に使う榊(サカキ)が自生せず、 その代用とされるため、人工林でも下刈りや除伐の対象とされず残っています。 
 冬枯れの今、 落葉広葉樹林の中では数少ない エバーグリーン。 普通はあまり大きくならない木ですが、園内に生えている写真のものは、樹高:10m、直径:90cm余りでソヨゴとしては巨木。 巨岩(それも斜め!)上で、その大きな図体を支える根の様子は驚異 かつ感動ものです。



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孤高

 烏川渓流沿いに ひときわ高くそびえる【ドロノキ】。
別名はドロヤナギ。ヤナギ科の仲間(ポプラ属)です。10種類ほどのヤナギが自生する園内、他のヤナギ類は群生していますが、確認できたドロノキは これ一本だけです。他のヤナギに比べて圧倒的な巨木になる木の宿命…、ポツンと孤高を保っています。
 青森県大鰐町には、樹高:34m・直径1.4mという巨樹があり、ご神木となっているとのこと。 コレもいずれはそうなって、しめ縄を飾り、参拝者が訪れ… うぅ〜ム…(え〜と 今の話しは、なかったことに)
 ドロノキとは、材質が泥のように柔らかくて役にたたないことからの命名。  一方ではご神木、一方では役立たず、とは… ┐('〜`;)┌
【追記】後日、この樹から300m下流で、同じくらいの大きさの雌木を見つけました(当樹は雄木)



   泥を塗ったような樹肌からの命名、との説もあり