.    '04年6月29日

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寝起き?

 管理棟横 ビオトープで、今年はすっかり大所帯となった ヤマアカガエルのおたまじゃくし。 トロンとした眠そうな眼差(まなざ)しは、生まれつき。
 オタマジャクシはみんな似たようなもの…なぁ〜んて思っていません? 意外にも、見かけはまったく違います。 このヤマアカガエルやシュレーゲルアオガエルは まるで ウーパールーパーのような愛嬌ある顔ですが、モリアオガエルアマガエルは、魚のフグそっくり。 カジカガエルにいたっては、のりのコマーシャルで見かけるアニメ・キャラクター化された今は亡き名俳優さんを連想してしまうのは私だけでしょうか…
 今 運が良ければ園内小野沢で 「フィヨ フィヨ フュヨヨヨ〜♪」と カジカガエルの涼やかな鳴き声を聞くことができます。  



    うって変って、親はパッチリ目 → クリック

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「驚かないでくださぁ〜ぃ 怪しいものでは…」

 どうも いまいち評判の芳(かんば)しくないアオダイショウです。 『にんじん』の著者 ルナールは 『博物誌』のなかで、 蛇=長すぎる と たったひとことで定義しています。たしかに、 多くの方が恐怖心をいだく原因のひとつに、〔長すぎる体〕があります。 ということで… 今回は顔写真を掲載!! どうです? 結構、愛くるしいお顔立ちでしょ?  もちろん、毒はありませんし、ヤマカガシ・シマヘビ といった他のヘビに比べて性格はおとなしく、ジムグリ・ヒバカリ同様、安心して近づくことができます。  〔もし人間に、犬や猫や小鳥を飼う習慣がなく、かわりに蛇を飼うことになっていたら 世の中もこれほど騒がしくなく、人々ももう少し思索的になっていたであろう。〕(別役 実 編著 『ながすぎる蛇のアンソロジー』より抜粋)



   これから後ろの 1.5mが気になるなぁ ( ̄〜 ̄;)

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開花情報

 写真は、今が盛りの ヤマアジサイ と、咲きはじめた オカトラノオ。  この他に、開花中のものは… ウツギ・シモツケ・クリ・サルナシ・ツルアジサイ・スイカズラ・アヤメ・サワギク・オニシモツケ・ヤマオダマキ・ノアザミ・ヨツバヒヨドリ・クサフジ・クモキリソウ・ウメガサソウ ・ヒヨクソウ・イヌトウバナ・ウツボグサ・キツリフネ・ハナチダケサシ・イワアカバナ・オトギリソウ etc。 間もなく咲きそうなのは… エゾアジサイ・クガイソウ・ヤマホタルブクロ
・トリアシショウマ・ソバナ
etc。
  ところで、ちょっとお知らせ! 園内のとある場所で カルガモ が抱卵中です。 スタッフが目隠しに積み上げた草むらの中で、終日 卵を抱き続けています。
 キツネや猛禽類が生息する厳しい自然の中、はたして生き残れるのか気になりますが…