.    '04年7月10日

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カルガモ 続報

 カルガモのヒナが孵りました。 今は親鳥の後を、お尻フリフリ歩き回ったり泳いだりしています。
 厳しい自然環境の中、8つ産まれた卵のうち 孵ったのは3羽。 うち、数日後に確認できたのは2羽。 なんらかのアクシデントで、孵化まもなく 一匹がいなくなりました。これからも、キツネや猛禽類の目をのがれ、生存するための戦いの日々が続きます。
 …っと、こうしている今も、遠くから親ガモの 『がぁっ がぁ〜っ』という声 … どうしたっ!? ヘビか?ネコか? 悪ガキか?
親ガモ同様、気をもむ日々がしばらく続きそうです。




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空に浮かぶ【顔】

 刻々と変化する雲。形や色が次々と移ろう【問答雲(もんどうぐも)】の一種でしょうか。
あるひと時を捉えた写真がコレ。 どうです?中心の部分が顔に見えませんか?…確かな観察眼と、素直な心と、たくましい想像力、プラス ほんのわずかな妄想があれば、顔に見えるはずです。(゚-゚)ヾ(^^;

 ところで、あなたはどのような隠された顔が見えますか?たとえば下記のどちらかに見えませんでしたか? 
左に見えれば、あなたはラッキー!。右に見えれば、あなたは… ん〜ン 



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 白いひげをたくわえた恰幅のよいおじいさんが、黒い帽子をかぶり 「お〜ぃ」と呼んでいるように見えませんか? 

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一方、見方を変えると、横たわったドクロまたは亡霊、あるいはムンクの「叫び」のようにも見えるのでした。



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せせらぎサイエンス指導者研修会

 昨年に続き、県主催の[せせらぎサイエンス指導者研修会]が開催され、熱心な受講者の方々が県内各地から集まりました。
 レクチャー・ルームでの、水生昆虫をとりまく環境や生態系についての熱意あふれる講義のあと、青空の下、烏川や小野沢 川で採取した水生昆虫を同定し、その昆虫の存在意義を学びました。
 渓流をおおう木々の枝がつくりだす影でさえ、微妙に生態系バランスを変化させるとのこと。 植生遷移(植物の種類が時間 的に変化していくこと)の途中にある、この園内ならではの観察ができたのではないでしょうか。