.    '04年9月12日

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これでもカナヘビ

 マッチ棒とおんなじサイズ 生後間もないカナヘビの幼体。 クリクリした目の愛らしい姿にも関わらず、肉食動物の本領発揮。生まれて数日後には、エサとなる昆虫やクモを素早い動きで捕らえています。
 じつはこのおチビさん、スタッフが草刈の最中、土の中に半分埋まった卵を発見。危うく草もろとも、はかない運命になるところを危機一髪で救出。 最初は 「カナヘビの卵にしては大き過ぎるなぁ  なんだろぉ(・。・? 」 と思っていたのですが…
孵ったのは案の定 これ。 なんと、カナヘビの卵は産みおとされてから少しずつ大きくなり、やがて2倍程の大きさになるとのこと。
 来園の子どもたちに人気があるのは、カナヘビより見た目の華やかなニホントカゲ。  でも、カナヘビもよ〜く観るとなかなか味わいのある風体。 こんな地味さが幸いして、天敵動物(特に、ヒト)から追いかけ回されずにすんでいる…のかな?







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ちいさい 秋 見ぃつけた♪

 写真左はキイボカサタケ、右はベニヤマタケ。 どちらも食べるキノコではなく鑑賞用(?)。特にキイボカサタケは毒性があるとのこと。キノコは食べるだけでなく見ていて楽しいものもあります。 実際 、食べられるキノコは意外と少なく (おいしいものはもっと少ない)、
猛毒キノコはさらに少なく、食毒不明(=名前もない)のものがほとんどです。
 見て楽しいキノコ… たとえば、写真のイボカサタケは傘のてっぺんの乳首のようなイボがご愛嬌。 他にも、見た目が繊細なヒトヨタケの仲間(ササクレヒトヨタケ・ザラエノヒトヨタケ・キララタケ)や、ガラス細工のようなホウライタケの仲間 (ウマノケタケ・ヒメホウライタケ・ハナオチバタケ)など、見ものは いっぱい!





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遊歩道を整備しました

 昨年、一部の遊歩道に木のチップを敷いたところ、「歩きやすい。 足・ひざへの負担が少ない。 景観が良い」等 ご好評でした。本年も、園内の倒木や間伐材を粉砕して作ったチップを、小野沢駐車場から上流ベンチまで敷設しました。
 安易なチップの使用、とくに 他所から移入した木材を利用することは⇒ ・在来生物への脅威の発生
・特定の腐朽菌 あるいは昆虫の異常発生 ・逆に特定生物の異常減少 ・木の腐朽を早め 温暖化ガス(CO2)の発生を促進する 等々、危険性があることを認識する必要があります。
 今回使用した材はすべて園内にあったもの。 また 安全性から、広葉樹より 針葉樹を主な材料としています。 昨年までの実施箇所とあわせて、変化を注意深く見守りたいと思います。