.    '04年9月26日

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海を渡る蝶

 展示用標本として植栽したフジバカマで吸蜜中のアサギマダラ。 長い旅(渡り)をすることで知られています。 たとえば長野県で確認されたものが、 遠く千数百km離れた沖縄で捕獲されたことがあるとのこと。
 一般に羽化は夏。 ひょっとすると この個体は渡り始めて、すでに長い時を経ているのかもしれません。過去の例では、 山形県で8月下旬に羽化したものが、今ごろの時期に長野県で確認されています。
 さてさて 彼(彼女?)は、これからどこまで行くのやら。 3000m級のアルプス連峰の山々を越え、日本列島を縦断し、東シナ海を渡るのでしょうか?
 アサギマダラの渡りに関して興味深いホームページはこちら → 信州アサギマダラ研究会





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骨格標本

 左はカモシカ、右はイノシシの頭骨(頭蓋骨&下顎骨)。 いずれもほぼ完全な姿で展示しています。
他にも、ニホンザルの頭骨やタヌキ・モグラの全身骨格などがあります。 (モグラの全身骨格標本作りは
ミリ単位の骨の組立て作業。悪戦苦闘しました。)
 単に見世物としてではなく、歯式(犬歯や臼歯の数)による種類判別方法や、体の構造を理解する資料として公開しています。
 なお、カモシカは国指定の特別天然記念物。生きているものはもちろん、たとえ死骸でも 傷つけたり不用意に持ち去ると【文化財保護法違反】(←重罪!)になりますので、ご注意を。
 (当展示に関しては、所管機関の承認済み)



   特製ケース… じつは、昆虫飼育箱の流用 (*^o^*)


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お知らせ

 烏川上流・堀金村側・東屋の近くに仮設の橋を設置しました。 ただし、この橋は園内管理のための巡視用のもの。スタッフの使用(=落ちてもかまわない ^^;)を前提としていますので、十分な安全対策はなされていません。 増水時の使用は危険ですので禁止していますが、平常時は自己の責任において、ご判断ください。 (山の中の丸太橋と同様)
. この橋の穂高側のたもとには、仮称〔ドロノキお休み処〕があります。大きなドロノキ(ヤナギ科の樹木)のある、気持ちの良い休憩場所です。
  ヤナギの仲間はあまり大きくならないのですが、ドロノキは例外的に大きくなる樹。 このほか園内にはコゴメヤナギ・オオバヤナギ・ヤマナラシ 等、巨木となるヤナギ科の木々が自生しています。