男は不要?
トビナナフシのメス。ナナフシの仲間(ナナフシモドキ
・エダナナフシ・ニホントビナナフシ・ヤスマツトビナナフシ等)は、ほとんどがメス。 めったにオスはいないか、場所によってはまったくオスが見つかっていない種もあります。
多くはメスだけで繁殖(単為生殖)して、産まれる子はメスという、まさに男不要の社会。
トビナナフシは翅があり飛翔できるはずですが、動きを見ているとまるで昆虫界のナマケモノ。樹にとまっているものをちょっと驚かすと、ポトン と落ちて身動きしません。 消極的ながら敵の戦意を喪失させる効果的な行動をとります。
大きさはマッチ棒サイズ。ちいさな体型に似合わず、ただものではない目つき! なぜこんな目の構造になっているんでしょう。 擬人化して言うならば、怪しげな目つきの胡散臭いヤツ
…? でも、見る角度によっては妙に愛嬌のある顔
つきになります。 |