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烏川(からすがわ)
北アルプス 常念岳・蝶ケ岳を源とし、園内を流れる烏川。その名前の由来は諸説あります。1.地殻変動により地下の花崗岩に押し出されて下流に運ばれた黒色の粘板岩が〔烏〕を連想させたという説。
2.水が涸(か)れやすかったことから〔涸らす(あるいは 空洲)川 〕→〔烏川 〕との説。 3.〔河原の中洲〕→〔かわらす〕→〔からす〕という説 などなど。
この水で安曇野を潤すために、先人は数々の取水システムを造り上げました。江戸時代には、等高線に沿ってゆったりと横に流れる横堰(よこせぎ)と呼ばれる用水路が造られました。
高度な測量技術と施工技術の成果は今も引き継がれています。
園内には当時の堰(せぎ)の跡や、近代に造られた頭首工(とうしゅこう)(取水施設:写真)があります。 |
今は使われていない頭首工。 上流では現役が活躍中! |