.    '05年5月22日

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フライキャッチャー

 (当園地では)お馴染みのオオルリです。 この時期は、樹木の葉が繁るため野鳥観察には不向きなのですが、オオルリは別。 見つけ方はとっても簡単 … 〔三名(鳴)鳥:ウグイス、コマドリ、オオルリ〕 のひとつであるこの鳥の鳴声がしたら、その声のする木のてっぺんか、その少し下を探せば … ほらッ いた!
 しばらく鳴いては飛び立って、ブーメランのように再びもといた枝に戻る という仕草を繰り返します。
これはエサとなる飛翔昆虫を空中で捕らえる行動。 このような鳥をフライキャッチャーと呼びます。
 日ごと 囀(さえず)りが にぎやかになるこれからは、この鳥のもっとも観察しやすい時期。 あなたも、当園地でオオルリに出会ってみませんか。
写真提供: 那須野 雅好さん(三郷昆虫クラブ)



     停空飛翔(ホバリング)しているところ


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見飽きた木…?

 カラマツの花です。「なぁ〜んだ カラマツかぁ」という あなたっ! じっくりと花を見たことがありますか? 
右側ピンク色が雌花、左側に2つ垂れ下がっているのが雄花。(他の小さな芽は葉芽)。 ピンク色のこんなかわいらしい花が咲くなんて… 知ってましたぁ?  雄花はともかく、雌花はめったに見られません。
ちなみに、直径約20cmのこの木には数え切れないほど多くの雄花はついていますが、雌花は10数個。 ですから、雌花が見られればとってもラッキー!!
 日本に自生する針葉樹のなかでは唯一【落葉する】という変わり種のこの木、ここ信州ではもっとも多
く 植林されているため、どこにでもある ありふれた木と思われがちですが、じつは自然に自生する地域はごく限られ、数も多くはありません。



   雄花は下向き、雌花は上向きに咲く (4月中旬)


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森林エリア・開園記念イベント

 5月14日、森林エリア(本年4月1日オープン)を記念して、開園イベントが開催されました。 午前中は記念植樹(近隣地のカスミザクラを母樹とするもの)や森林散策のあと、田中知事 も参加してのシンポジウム。 午後は森のなかを移動しながら、各種アクティビティが実施されました。 天気に恵まれた新緑のなか、皆さん それぞれに楽しんでおられました。
 2次エリア(森林エリア)は、市民と行政が協働して整備をおこなう都市公園。 一般から募集している市民会議の皆さんと県が一緒になって、より良い森づくりを目指しています。
 今回の開園イベントも、この市民会議の皆さんが 主体となっておこなわれました。 興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょう。