今が満開
サワフタギの花は今が旬。別名はルリミノウシゴロシ(瑠璃実の牛殺し)!
〔瑠璃実〕は瑠璃色の実がなることからですが、〔牛殺し〕 はこれを食べると牛が死んでしまうほど猛毒だから… というブッソウな意味ではありません。
牛に引き綱をつける際、鉄の鼻輪がない昔、硬く丈夫なこの木を使い、牛の動きを制御した(=止めた≒殺した)ことに由来するとか。
よく似た【ウシゴロシ】は、本種とは違う カマツカの別名です。 鎌の柄(つか)に用いたり、サワフタギ同様、牛の鼻輪(あるいはそれをつける時に、この木で穴を開けた)として使ったとのこと。
先人の木の使い方が偲ばれるネーミング。このような名前をつけ伝えることこそ、文化の伝承といえます。
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