.    '05年6月17日

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環境学習

 開園から4年目を迎えた当園地。近隣の小学校をはじめ、県内外の学校や市民グループの環境学習 ・自然観察会のご利用が年毎に増えています。
 今年は新たに森林エリアがオープンして、今までとは違うフィールド体験が可能となりました。 水辺エリアでは、レクチャー・ルームに保管してある昆虫標本や動物の骨、冷凍保存の鳥などを 間近でじっくりと観察したり、水生生物や水辺植物を知ることができます。とりわけ、小野沢川に入っての(水遊びを兼ねた)水生生物観察は子ども達に大好評。  同時に実施する水質検査の結果と併せて、きれいな水にしか棲息しない生き物 を見つけて大喜び。 一方、森林エリアは、植物観察や野鳥観察、あるいは林業に関わる学習にうってつけのフィールド。 森林浴を楽しみながら、各種活動の場としてお奨めです。



 管理スタッフから水生生物について聞いたあと、イザ出発!


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小さな生き物

 左:ヒゲナガオトシブミ、右:アマガエル
この時期、園路を歩いていると、オトシブミの作った「揺籃(ようらん)」があちこちに落ちています。「落とし文」とは、手渡すことができない手紙(…恋文?)をその人が気づくところに落としておいたもの。 揺籃を落とし文にたとえ、この虫にその名を冠した先人のセンスのよさに脱帽します。 そんなオトシブミが、葉を切り折りたたむ様子を是非一度ご覧あれ。折り紙するような巧妙さに感心し、自然の神秘にあきれます。
 一方のアマガエルも、じっくり見るとなかなか味わい深い顔つき・体つき。背中を丸めてなにやら物想いにふける思索家の風情が…。 雨のなか、時おりこちらを気にしながら、じっと居続けます。  こんな様子をみれば、よほど深遠なことを考えているに違いないと思わ… ないか ( -。-)



 写真の縮尺率は異なります(オトシブミは体長約1cm)


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橋本郁三先生を囲んで(6月12日)

 植物生態学者であり、「花と山の幸」や「採って食べる山菜 ・木の実」ほか多くの著書を上梓されている 橋本郁三先生を囲む会 が開催されました。
 午前中は、この周辺の自然にまつわる興味深い話をお聞きしたり、各地で取材されたビデオを拝見。 午後は森林エリアを散策しながら、植物のあれこれや、食し方などをレクチャーしていただきました。
 今回の催しが実現できたのは、当園地に深い思い入れのある人々が立ち上げた 【からすの学校】の熱意と、橋本先生のご好意からです。 皆さんの願いは、「この公園が、単に遊んで楽しい場所というだけでなく、品の良い公園になって欲しい」 ということ。
 これからも、同様の集いを継続したい思いが主催者にあるとのことです。 「こんなこと・あんあなこと、や
ってみたら」のご提案があれば、お気軽にどうぞ。




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                 訃報

    【からすの学校】の校長先生をされていた竹岡正男さんが・・・
   16日急逝されました。  開園時からの心強い支持者であ
   るとともに、この公園のもっともよき理解者でした。
   からすの学校を立ち上げて間もない今、残念でなりません。
    初めての催し(上記)に楽しげに参加されていたことをせめ
   てもの慰めとし、心より哀悼の意を捧げます。