蝶ケ岳 冠雪
11月4日の朝 雲間から一瞬覗いた蝶ケ岳は雪。
雲に隠れていた数日間のあいだに降ったようです。 いまはまだ うっすらとほのかな薄化粧。 やがて今月の下旬までには、本格的な厚化粧となることでしょう。
そうなれば、園内からの眺望はまさに絶景。稜線が連なる常念岳とともに、安曇野の懐かしくも見慣れた風景が現れます。 それはまた、
これから始まる厳しい寒さを思い起こさせ、それを乗りきる心構えを強いるとき。
古(いにしえ) であれば、「よぉ〜し、なんとかこの冬も生き延びるぞ」と気を引き締めたこ とでしょう。さすがに今の人間はそのような一大決心は不要でしょうが、
一方で、相も変わらず生死を賭けた冬を、野生動物は迎えようとしてます。
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