樹霜
凍てつく朝、モノトーンな景色となったカラマツ林。 「樹氷かな?」 と思いきや、樹霜でした。 やがて陽
がのぼり、煌(きらめ)きながら霜が溶けて景色が一変、いつもの金色(こんじき)の林になりました。
さらさらと静かな音をたてながら、雪が舞うかのように落下していたカラマツの葉も、いまは残りわずか。感動の少ないまま、今年の紅葉シーズンは終わりました。昨年は
真っ赤になったハウチワカエデや、鮮やかな黄色に色づいたエゾエノキ。その素晴らしさを期待して、
もみじ狩りや 写真撮影に来園された方々は、今年のようすを見てガッカリ。でも、まぁ 「お楽しみは来年にとっておこう」 とお考えいただくことにして、来シーズンを、乞う ご期待!
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