.    '05年12月28日

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はじめての試み

 ひきこもり あるいは知的障害をもった若者たちによる業務委託作業がおこなわれました。来年度以降障害者の方々の社会参加や、業務委託による雇用創出として、試行的におこなわれたものです。
 従事された作業は、笹刈り や園内各所の清掃。 笹(シナノザサ)は、開園にあわせて数回刈ったのですが、ここ数年手が入らず繁茂していました。 そのため林床に光が届かず、本来育つはずの植物が絶えてしまったところもあります。一方、昨年笹刈りをおこなった場所では、希少種の群落が広がった例もあります。 今回整備した所がどうなるのか楽しみです。
 作業実施後の成果は一目瞭然。達成感とあわせて、公共の場所の整備をおこなった充実感を持
たれたのではないでしょうか。



  11月下旬に実施(雨降りの日もありました)


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ネイチャースキー

 森林エリアが今シーズン初めて積雪10cm (場所によっては15cmほど)になった日。さっそく、こんな跡が…。  クロスカントリー・スキー(あるいはネイチャースキー)で森の散策を楽しんだ方がおられたようです。
 今年4月オープンした森林エリアが迎える 初めてのスノーシーズン。 スノー・シューでの散策や、それを使っての動物の痕跡探し(アニマル・トラッキング)あるいは、 樹木の冬芽観察などに もってこいのフィールドですが、スキーとはちょっと想定外でした。  というのは、階段や急斜面があり、かつスキーで滑走するには広さてきに いまいち。 しかし、楽しみ方を 知っている方は違います! こんな場所だからこその遊び方や過ごしかたが、きっとあるのでしょう。  





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寒くたって…

 最低気温が−10℃を下回ることが珍しくなくなったこの頃。これからは、たまの晴れ間を見つけての園内散策がお奨めです。 あるいは、雪の降りしきる寒い日、園内を探検して厳しい自然を体感したあと、 冷えきった身体を近くの温泉で暖めて生きかえる プチ・サバイバルは、いかがでしょう。
 ところで、この冬期シーズン中に、当園地では数々の催しを企画しています。 画期的な樹木検索図鑑等の著者馬場多久男先生を 講師にお迎えしておこなう 「樹木の冬芽」観察会をはじめ、スノーシュー体験とアニマル・トラッキング、あるいは昆虫のあれこれを学ぶ(屋内)などを予定しています。
日程等決まり次第、当HPならびにマスコミを通じて広報いたします。 乞う ご期待!