.    '06年6月4日

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ネイチュア・フィーリング(5月27日実施)

 「信州ネイチュア・フィーリングの会」主催の視覚障害の方やその家族の皆さんを対象とした自然観察会がおこなわれ、近郊だけでなく遠方からご参加いただきました。 障害者お一人づつに、スタッフがそれぞれご一緒しての自然探訪。今回初めての試みとあって、スタッフの皆さん 最初は緊張されていたようです。 しかし、すぐにうちとけて 迎える側も迎えられる側も楽しくゆったりとした時を過ごされていました。
 ちょっと寒い春風が吹いていましたが、草木の香りや手触り ・鳥の鳴き声や烏川の瀬音・レクチャールームの標本などなど、当園地の魅力を感じていただけたのではないでしょうか。
会ではこれからも様々な障害の方、あるいは 障害のない方と一緒の観察会を予定しています。園内
が、そのフィールドとして格好の場となれば幸いです。



         犬も のんびり できたかな (・-・)


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点字パンフレットが寄贈されました

 このたび、「てんとう虫の会」(安曇野市ボランティア連絡協議会穂高支部の点字グループ)から、当園地のパンフレットを点訳した'点字パンフレット'が、県に寄贈されました。 (早速、上記催しで大活躍!)
 会代表の 馬渕敦子さんから、公園を管理している安曇野建設事務所に贈られたパンフレットは、園内の紹介や管理運営の方針が簡潔かつ的確に点訳されています。
 会員でもある当園地の管理スタッフは、会員みんなで苦労して作り上げた喜びとともに 「障害のある方 ない方、あるいは小さな子どもやお年寄り、すべての来園者にバリアフリーな公園でありたい」 と願っています。 これは公共の施設として当然求められること。 今回のようなご支援を励みに、これからも情報発信等のソフト面を充実させるとともに、居心地のよい空間の維持に努めたいと考えています。



馬渕さんから建設事務所笠井所長へ贈呈(下はその労作)




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緑!?

 写真はミズメ(別名:アズサ、ヨグソミネバリ)の新緑。
葉を通した陽射しは、優しく清清しい色になります。 ところで … 植物 → 光合成 → 葉緑素 → 緑 との連想から、植物と緑色は切っても切れない縁 … と考えるのが一般的です。しかし、なんと〔植物にとって緑色は不要〕なのです。 植物が必要としない色(波長)を反射するため、 我々には緑色に見えるのでした。 ちなみに、光合成で使われる色は青色と赤色です。 植物に緑は必要のない色だなんて… ネッ!意外でしょ?
 ところでこのミズメ、見ただけではわからない ちょっと変わった特徴をもっています。それさえ覚えれば、山のなかで出会ってもすぐに判別(同定)できます。
視覚以外を使ったその見分け方とは (@_@)? … 管理事務所でお尋ねください。