変りだね竹とんぼづくり(7月30日実施) からすの学校第10回は 「クラフト教室〜変りだね竹とんぼづくり〜」。 講師は吉沢 嘉寿さん〔なんでも手づくり吉沢学校 主宰〕 危ないからと、刃物を持たせないのが世の流れ。今回は怪我をしないナイフの使い方を教わり、子供だけでなく大人にも有益な講座となりました。 講師の吉沢さんは、子供のナイフの動きが止まると、そばに行き 「何か困っていますか?私はそのために来たのですから」 と巧みな話術で 参加者をほのぼのさせながらも、的確な指導に皆さん「なぁるほど」と納得。 子供の頃、竹とんぼ作りで「もやっ」とした思いをもったままのお父さん。 じつは羽と支柱の比率に秘密があることを知り、長年の疑問が解けたよう。 完成品が、みごとな軌跡を描いて飛んだ時、子供たちの尊敬の眼差しを浴びて、とっても得意そうでした。
水辺の生き物観察(8月6日実施) からすの学校第11回は 「水辺の生き物観察」。 講師は北野 聡さん〔長野県環境保全研究所〕。舞台裏をあかしますと…予定していた採集場所が先日の豪雨による被害で使用できなくなり急遽変更。 今回初めて観察する場所でしたので、水質や生物の種類を気にしながらの開催でした。 水遊びを兼ねながら、楽しくかつまじめに採集した結果、汚い水に棲むミズムシや、少し汚い水に棲むコガタシマトビケラ もいましたが、 一方できれいな水に棲むカワゲラ、ナガレトビケラ、ヒラタカゲロウ、ウズムシ、ガガンボ等、多くの種類を確認しました。この結果から、「水質はきれい」 と判断できそうです。 それにしてもあの豪雨の日、大荒れの濁流の中でこのちいさな虫たちが、どのように過ごしたのかと思う時、儚い生命体に畏敬ともいえる感情がわきます。
いっただきまぁ〜す (*^v^*) 山道を歩いている時、このクロイチゴを見つけたらほっと一息リフレッシュタイム。黒くなった実は、強い甘味と上品な酸味が絶妙です。 (個人的価値観では…) 〔おいしい『木いちご』 ベスト3〕 のトップ 。(2,3番はモミジイチゴとエビガライチゴ)。 この実をいくつか頬ばれば、幸せ気分になれること受け合い。なお、あまりおいしいものがない『草いちご』のなかでは、例外的に シロバナノヘビイチゴは美味です。それもそのはず、名前に「ヘビイチゴ」とついてはいてもヘビイチゴ属ではなく、 食用に栽培するオランダイチゴ属なのでした。 ところで、これら野生イチゴの多くは、林道など森林伐採した陽当たりのよい場所に生育します。やがて時が過ぎ、樹木が繁るようになると、光不足から衰退します。 さてさて、この恵みの植物があることを、喜ぶべきか憂うべきか…。