すすきの簪(かんざし)ぃ〜♪
写真はススキの花(小穂)。「ススキが ‘かんざし’ になるのかなぁ?」との重箱の隅をつつくような疑問もこれで解決! 立派な『下がり簪(かんざし)』になっています。
ちなみに、ぶら下がっているのは【葯(やく)】。たくさんの花粉がここから空中に飛び散ります。
このススキ、秋の七草のひとつであり、また、お月見には欠かせないアイテムです。…ところが、時としてよく似たオギと混同されています。
水辺に生えるオギに対してススキは乾燥地にも適応しているため、水辺から山野までいたるところに生えます。ですから 山道にあるものはススキと考えて間違いないでしょうが、水辺や河原にあるものは「オギ」の可能性が高いといえます。
中秋の名月(旧暦8月15日:今年は10月6日)のお月見の際には、お間違いのないように。
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