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↑そんな願いも虚しく… (旬情報 番外編)
上記記載の願いも虚しく、樹木に対する人間の不埒な振舞いの結果がこれ。樹木の生理や樹病学の理解がないまま剪定した結果、無残な姿とな ったスズカケノキとイチョウです。
場所は松本市内の公共施設横の街路樹。 文化施設の横だけに、余計寒々しい思いがします。 一見よくある風景 「樹もさっぱりしたようで、別に問題ないんじゃない?」 と考えがちですが… 明らかに本来の樹形ではありません。 人間が創り出した異形(いぎょう)の樹木です。
丸く膨らんでいるのは、同 じ個所で繰り返し剪定したことによる組織の異常な発達の結果です(幸か不幸か、病菌には強い)。
街路樹や人工林にありがちな「人間が植えたのだから人間が面倒をみなければならない」という論理は「人間の勝手にしてよい」とは違うはずなのですが…
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![](06-10-01-04.jpg) ![](right.gif)
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瘤(こぶ)を切ると腐朽するため、もはや元には戻せません
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