雪害
年末の降雪により、樹木が被害を受けました。
幹の途中から折れてしまったのは、アカマツ、ヤマハンノキ、ヤナギ など。 どれも枯れ木ではなく、外見に異常はありませんでした。
時としてこのように、数十年を生き続けた樹が、風雪害により あっけなく折れたり倒れたりすることがあります。
写真のアカマツの場合は… 太さに対して樹高があり過ぎたと考えられます。
光をもとめての樹木間での競争に勝つために、ひたすら高く成長することに栄養を使ってしまい、太くなる余裕がなかったのでしょう。
また、隣の樹が太陽光をさえぎったため、下方の枝葉が枯れてしまいました。 ついには、先端に残ったわずかな葉だけで生きる糧をまかなっていたのです。 細々とした収入でここまで育ったマツ。 高く高くと伸び過ぎたツケは、このような結果になりました。
|