.    '08年10月27日

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ツキノワグマについて考える

 立ち向かう相手のことがわからなければ、いたずら に恐怖心をいだくだけ。まずは敵を知ることが、我が身を守る第一歩です。 ツキノワグマを闇雲に恐れる必要はありませんが、 かといってなんら心構え無く出会うにはリスクの高過ぎる動物です。 そこで、そ の生態について知ろうと、学習会が開催されました。
 先住の野生動物であるツキノワグマ。 彼らとの緊張感ある関係を保つには、クマ鈴や笛など 音の出るものを携行して相手に気づいてもらうことが大切です。 さらには ‘ナタ’や ‘クマ撃退スプレー’ を腰に下げて 出かけることがお薦めとのこと。 当園地の管理人も、森林エリアではそのようにしています。 それは護身目的ですが、あわせて、もし 我々が襲われれば、その個体は即 捕殺されることが明白であり、そのことを回避したい思いがあるからです。



  『彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず』


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ネイチュア ・フィーリング 自然(感)察会

 開催の趣旨は 『個人差・性別・障がいなどの有無に関わらず、様々な人が烏川渓谷緑地の自然に自分なりの方法で触れ、感じていただくとともに、 お互いを知り、分かち合う機会を設ける』というもの。 スタッフを含めて総勢40名余り。秋深い森林エリアは様々な立場の人々で静かな賑わいとなりました。
 イベントを開催するにあたり、企画立案の大切さ は言うまでもありませんが、それを具現化する作業 … こまごまとした事務処理をはじめ、関係者の調整、当日使用する小道具の準備、等々、 机上の理論とは違い、実務作業ゆえの苦労があります。
 所用で今回のイベントに協力できなかった我が身としては、関係者の労に敬意を表し、併せて 好評のうちに終了したことに賞賛を送るものです。 これからも、こんな素敵な催しができたらいいですね。





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森林インストラクター研修会 (園地外情報)

 長野県美ヶ原高原で森林インストラクターの研修会があり、当WEBサイト管理人がパネリストを務めさせていただきました。  この日のテーマは「シカの乱〜その生態と人との関わりの変容について」。
  ニホンジカの生態や被害について、同じパネリストの森林管理署調整官や森林性動物の研究者から多くの知見を得られました。また、ディスカッションに先立ちおこなわれた現地踏査により、種々の樹の食害を確認した一方、それまで シカが原因と言われていたカラマツの枯損理由は別である事がわかりました。
  現在長野県内は、ほぼ全てがニホンジカの生息域となっており、各地で農林業被害が報告されています。 その中で、生息頭数が少ないのは、当園地のある安曇野と北安曇郡小谷村ぐらいとのこと。 しかし、いずれ 生息域が拡大することは必至です。
さて、今やるべきことと、今やってはいけないことは…



     犯人はシカにあらず… とんだ 濡れ衣