まつぼっくり
「この大きな‘まつぼっくり’は、なんでしょうか?」とのお尋ねがありました。(←園外で拾われたとのこと) 全長10cm余、種子(まつぼっくりとメジャーの間にある)の大きさは1cm以上あります。
この樹の正体は チョウセンゴヨウ。 日本に自生する五葉松(葉が5本に分かれるマツ) のひとつです。
中華料理で「松の実」として使われ、また いにしえより 『霊薬』とされ 仙人が不老長寿の仙薬にしたとの説話があります。
レクチャールームでは、この他にいくつかの大きな‘ まつぼっくり’を展示しています。 たとえば、ダイオウショウ(15cm)、ドイツトウヒ(17cm)、そして極めつけは シュガーパイン、その長さは なんと26cm!
ところで… 【まつぼっくり】は、【まつふぐり】が語源ということご存知でした? ちなみに‘ふぐり’は陰嚢(=睾丸)のことです。 「形、似てるかなぁ?」 (*¨*)
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