.    '08年12月13日

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新兵器登場 その1

  プロジェクターに代わる視聴覚機器として、大型液晶テレビを導入しました。
プロジェクターと違い、機器を設置したり暗幕を引いたりといった手間いらず。 ご要望に応じて、即座にご覧いただけるようになりました。 パソコンとはHDMI端子で接続しているため、これまでの接続方式ではできなかった高品質な画像・音響が実現できています。 今後、下記の新規導入機器ともども、‘からすの学校’をはじめ、環境学習、セミナー、自然観察会などで活躍することでしょう。
 また、来年度に向けて書籍類も充実させる予定です。ご来園の際はレクチャールームにもお立ち寄りいただき、これらをご利用ください。 なお、書籍類は室内での閲覧の他に、一部の検索図鑑は園内での貸出し可能です。 動植物の名前調べにどうぞ。





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新兵器登場 その2

 写真手前の機器は‘デジタル・マイクロスコープ’。 USB接続したパソコン画面あるいはテレビ画面で、対象物の微細部分を観ることができます。 写真はオオスズメバチの頭部を上記液晶テレビで観察しているところ。3つある単眼が、はっきりと見てとれます。
  これまでイベントや環境学習において、小さな動植物の観察には実体顕微鏡(※) を使っていました。肉眼で見るとなんの変哲もない(?)ものを、20倍の実体顕微鏡で覗くと、(それが見慣れたものであればあるほど) そのミクロの世界に感動します。
  この便利な道具を使って、普段 見過ごしていた自然の造形の巧みさを一見すれば、目の前にいる動植物の見方が、これまでと変わるかもしれません。
(※)接眼レンズが二つあり、両目で見ることにより、対象物が立体的に見える顕微鏡





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新兵器登場 その3

 この秋から導入して、多くの来園者に好評なのが矢印で示したこの機器。 コードが印刷された直径1cmほどのシールをタッチすると … なんと! 野鳥の鳴き声がスピーカーから流れるという優れものです。
 日本国内で出会えるほぼ全ての野鳥を網羅しているこのシールを、図鑑や剥製そして写真の木彫り野鳥( ←当園地の良き理解者からお借りしているもの) などに貼ってあります。
 今までは 「あの鳥の鳴き声は?」と問われると、インターネットのサイトで聞いていただくか、 鳴き真似をする (;⌒∧⌒;) という荒業でしのいでいました。
後者の場合、我ながら野鳥に申し訳なく、はたまた質問者に誤解をあたえることはなはだしい と忸怩たる思いでした。 しかし、このハイテク機器のお陰で、いまやそれらの憂鬱から解放されたのでした。