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事故 その1
近郊の田んぼの中で、ひもにからまって死んでいたオオコノハズク。 エサとなるネズミや昆虫などを捕食しようとしての事故死と思われます。
『ブッ・ポー・ソー(仏法僧)』と鳴くコノハズクに比べてやや大型ですが、それでも全長25cmほどと、
フクロウ類(※)のなかでは小型です。 フクロウは、夜に適応した高性能な眼や、消音飛行を実現する特殊な構造の羽(新幹線のパンタグラフはこれをヒントに開発された)、音源をつきとめられる左右非対称の耳、
捕らえた獲物を逃がさない足の裏の突起[⇒ 写真にマウス・オン] などの特徴があります。その風貌や神秘的な生態から、興味つきない鳥です。
(※)フクロウとミミズク : 耳のように見える羽角(うかく…耳ではなく飾り羽 )があるのがミミズク、無いのがフクロウと名付けられますが、例外もあります。
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長野県版レッドデータブック《DD(情報不足)》掲載種
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