濁流から清流へ
梅雨らしい天候が続くこの頃、時折の豪雨に加えて、蝶ヶ岳や常念岳の雪融けにより、園内を流れる烏川と小野沢川の水かさが増しています。時に、上流で崩落があると、土色の濁流が1m以上もある岩を軽々と押し流します。
岩同士がぶつかりあう音、その際見える火花や煙、濁流特有の匂い… いつもの穏やかな流れからは想像できない光景に、驚異と畏怖を持って眺め入るのでした。
しかし、そんな 狂瀾怒濤の流れも長くは続かず、やがて穏やかな清流が戻ります。 とはいえ、いまだ水温は低く水量も多いため、水遊びには充分ご注意ください。なお、現在、水路の一部を整備[浚渫 (しゅんせつ)や河床清掃] して、
安全性の向上をはかっていますが、大水がくれば瞬く間に状況は変わってしまいます。川遊びの際は、知恵と知識と判断力をフル稼動させて、自らをお守りください。
追記) 7月14日、長野県は梅雨明けしました
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