おさぁる さぁ〜んだよぉ♪
〔左写真〕こちらもお食事中のニホンザル。 食べているのは木の葉。芽吹きからこれまではご馳走だったのですが、間もなく食不適となります。
食害を防ぐ植物の防衛手段が働きはじめて葉の成分が変化するからです。そうなれば、サル達はエサを求めて標高の高い所に移動したり、時には畑に出没して農業被害を与えます。
ちなみに、この後彼が食べはじめたのはモミジイチゴの実。 数あるモミジイチゴの株のなかでも、よりによって管理人が目をつけていた‘大粒の実がたわわになっている樹’を見つけて 一心不乱にパクついていました。
〔右写真〕うとうとする子ザルを抱きかかえた母ザル。厳しい冬をこのようにしてしのいできたのでしょう。本来、サルは暖かい地域の生き物。 例外的に寒冷地に生きるニホンザルに
とっても、安らぎの時期です。
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