.    '11年8月27日

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捜しています

当園地・森林エリアで、ゴールデンレトリバーが迷子になってしまいました。見かけた方は、当園地管理事務所までお知らせください。
 9才の雌で名前は『ウィン』。目の前に現れた猿を追いかけて、首輪を抜けて行ったまま、飼い主とはぐれてしまいました。 水に強く(元々、水鳥猟でハンターが撃ち落とした獲物を泳いで持ち返る猟犬)、おとなしく、人に馴れやすい性格の犬種。 やはり ウィンも人なつこいとのこと、どなたかに保護されている可能性が高いと思われます。 周辺(安曇野市穂高・堀金地域)で似た犬を見かけたら、ぜひ情報をお寄せください。  これまで園内において、猿に威嚇されて怯えた犬はいても、猿を追ったという話は聞いたことがありませんでした。  このような事を防ぐためにも、園内でのリードを、あらためてお願いいたします。





   .   追記) その後保護されて、12月27日に飼い主のもとに戻りました。なんと 5ヶ月近くが経過してのことです。
      保護された場所は、不明になった当園地森林エリアから直線距離で 10km余り離れた所。
      安曇野市内のあちらこちらを放浪していたと思われます。
      野性を持たないペットが、たった一匹でこれまでよく生き延びてきたものです。
      … 涙が出ます
        飼い主にとって(ウィンにとっても)何ものにも代えがたい クリスマス・プレゼントになったことでしょう。


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野生傷病鳥獣の一時的保護 〔続編〕

 いまだ目の開かない保護中のムササビ。当園地に持ち込まれた時は、生後日数も判らず、巣から落ちた時の受傷の有無も判らず、どうなることやらと心配したのですが…。   いまやすっかり元気になり、食欲旺盛、排泄も快調、体重も順調に増えています。
 写真は、スタッフの手により授乳しているところ。授乳用の注射器を両手でしっかりと抱えて、盛んに揉んでいます。 これは、母親の乳の出をよくするために乳房を押して乳腺を刺激する行動。 その可愛らしい仕草は、微笑ましくもあり、また哀れでもあり…。
 生後 40日ほどで目が開いても、2ヶ月ほどはこのような飼育が必要なようです。果たして野生に戻れるか懸念されるところですが、人手により成獣となった個体が野に戻った例も少なからずあるようです。 その新たな一例となってくれることを今は願うばかりです。







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空に帰る

 こちらは センダイムシクイ。飛べずにいたところを保護されて当園地に持ち込まれました。2日ほどスタッフが面倒をみたところ、すっかり元気回復。 この写真を撮った直後に放鳥しました。センダイムシクイは園内で見かけることの多い野鳥です。 この鳥と容姿がそっくりで、園内で観察できるメボソムシクイ科およびウグイス科の野鳥は…メボソムシクイ、エゾムシクイ、ウグイス、ヤブサメ、キクイタダキなど。  なお、前3者とセンダイムシクイは遠目には区別がつきません。しかし、囀り(さえずり)は特徴のあるものばかりですので、鳴いてさえくれれば…と願っても、繁殖期でない今は囀りは聞かれず。 ところが、こうして近くで観ると、センダイムシクイ特有の頭上部の淡緑色の斑紋により容易に識別できます。 スズメより小さい体ながら、群れはつくらず単独行動。この小さき者は、これから日本海を渡り東南アジアまでの長旅につきます。 





 窓辺で撮影。この数秒後、ここから力強く飛び立った