犯人発見!
園内のあちらこちらのアカマツで、樹皮が剥がされる被害が発生しています。
当初は、リスあるいはムササビによる食害あるいは巣材集めと考えたのですが、たまたまウェブ上で、ニホンザルの食害らしいことがわかりました。
それにしても、リスなどによる傷跡の可能性も捨てきれないでいたところ、写真〔マウス ・オン〕のような現場を目撃しました。
園内の被害木すべてが、傷跡のすぐ下に枝があるという共通性を持っている理由がこれでわかりました。枝に腰掛けて、手と口を使って樹皮を剥いでいたのです。
クマやニホンジカによる針葉樹の剥皮被害はよく見聞きしますが、サルは今回のことがあるまで知りませんでした。
ちなみに、研究者によると『サルが針葉樹樹皮を剥皮し形成層組織を採食する原因は明らかになっていない』とのこと。 園内ではアブラチャンも同様の被害を受けていますが、さて、理由はこれとは違うのでしょうか。
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