.    '14年1月5日

   .

午年

 今年は午(馬)年。 そこで馬に関わる話題を…  常念岳は、古くは『まゆみ岳』と呼ばれていました。 その名残に当園地から車で 15分ほどの所に ‘まゆみ池’があります。 マユミという樹があるため、それに由来するのかと考えましたが、どうやら違うようです。 ヒントは 2つ。 1.平安時代以前、まゆみ岳(常念岳)の麓に朝廷に馬を献ずる牧場(御牧)があった 2.県内青木村に『子檀嶺岳(こまゆみだけ)』という山があり、その名は「駒(こま)斎(いみ)」に由来する。駒とは馬、斎とは 精進潔斎し神をまつること。いかにも牧場近くの山にふさわしい名前です。 ちなみに『延喜式』によると、1も2も天皇の勅旨により開発された勅旨牧(ちょくしまき)である『信濃十六牧』でした。【1は猪鹿牧(いがのまき) 2は塩原牧】   そこで、まゆみ岳の名は 〔こまゆみ→まゆみ〕 なのではないか(ニュースソースを失念)とのことですが、さて…? 
            [写真にマウス・オンで拡大]





    当園地のシンボル 常念岳 (古名:まゆみ岳)


   .

冬芽観察のすすめ

  『冬芽が見られるのは冬だけ』…と思っていませんか?   落葉樹であれば、春に葉が開き花が咲き終えれば、すぐに次の年の冬芽をつくり始めます。 ですから、多くの樹の冬芽は冬以外にも見ることができます。(樹種によっては、時期が遅いものや葉柄の付け根の中にあり、外からは見えないものもある) とはいえ、多くの落葉樹の冬芽は 今がもっとも充実しています。なかには、花芽がすで蕾(つぼみ)に近いものもあります。 冬芽は樹齢による個体差が少ないため、樹の名を知るのに適しています。また、見ているだけで楽しいものも少なくありません。  この機会に、春を待つ園内で、『冬芽観察』はいかがですか?  樹の種類が多い当園地ですから、冬芽の観察には打ってつけです。 そのご参考になればと 『セルフガイド』を窓口にて配布しております。 また、レクチャールームに所蔵している検索図鑑等もご利用下さい。





    『紅葉のふしぎ』に続く、セルフガイド第二弾


   .

雪人形

 森林エリア駐車場の隅に、なにやら人影が…
まるで、イヌを訓練しているかのように見える ‘雪だるま’です。 ヒトの大きさは、おとなサイズくらいあり、イヌ(ひょっとすると アンパンマン?)は、それよりも大型で、なかなかの大作です。 水辺エリアの積雪は少ないのですが、森林エリアにはそれなりにあります。すでに、ソリやクロスカントリースキー、スノーシュー などの跡があり、雪遊びをお楽しみいただけたようです。 なお、森林エリア[森の家駐車場]に至る市道(林道 一ノ沢線)は、当園地より先は平成26年4月25日まで冬期間通行止めになっています。 また、[ホテル口駐車場] は除雪をいたしませんので、積雪状況に応じて進入可否をご判断の上、ご利用ください。
 ところで、お問い合わせのある、積雪期恒例の『からすの学校 アニマル ・トラッキング』は、2月開催予定です。 今も痕跡の多い園内。 ご期待ください。





          製作後、数日経過?