冬芽観察のすすめ
『冬芽が見られるのは冬だけ』…と思っていませんか?
落葉樹であれば、春に葉が開き花が咲き終えれば、すぐに次の年の冬芽をつくり始めます。
ですから、多くの樹の冬芽は冬以外にも見ることができます。(樹種によっては、時期が遅いものや葉柄の付け根の中にあり、外からは見えないものもある)
とはいえ、多くの落葉樹の冬芽は 今がもっとも充実しています。なかには、花芽がすで蕾(つぼみ)に近いものもあります。
冬芽は樹齢による個体差が少ないため、樹の名を知るのに適しています。また、見ているだけで楽しいものも少なくありません。
この機会に、春を待つ園内で、『冬芽観察』はいかがですか? 樹の種類が多い当園地ですから、冬芽の観察には打ってつけです。 そのご参考になればと 『セルフガイド』を窓口にて配布しております。
また、レクチャールームに所蔵している検索図鑑等もご利用下さい。
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