冬を生き抜く
ニホンザルの子供たち。兄弟なのでしょうか? このわずか前までは、けたたましい叫び声をあげて追いかけ合ったり、取っ組み合いをしていました。
さて、これは 大喧嘩勃発… と思いきや。しばらくするとこんなほほえましい光景になりました。サル類では世界中で最も厳しい環境に生息するニホンザル。研究者によると、『日本は野生の霊長類を身近に観察できる先進国では珍しい国』とのこと。
ここ安曇野に限らず、国内の多くの地域では 厄介者扱いされがちな存在ですが地球規模で捉えれば極めて希少種です。
厳しい生き方を選んだ ニホンザルにとって 冬を生き延びることが大問題。雪で隠された食物を探し出し、寒さに耐える日々が続きます。
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