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長旅、お疲れ様
今シーズン初見のカシラダカ。枯葉色の迷彩柄のこの小鳥が、冬枯れの地上で立ち止まると、途端にその姿を見失ってしまいます。
本人は、見つかっていないことを承知しているのか、結構近づいても逃げず、思いもよらぬ近場から飛び立ち、びっくりさせられることがあります。 繁殖地はユーラシア大陸とのこと。 ヨーロッパからアジアのあまりにも漠然とした生息域です。さて、この個体はどこから来たのでしょう。
それにしても、この小さきものが たった一羽、だれの助けも借りず、海を渡り山を越えてきたのかと思うと、驚きよりも畏敬の念を覚えます。
しかし、日本で越冬する数が、ここ30年の間に75?87%減少したとの調査結果があるようです。
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世界のレッドリスト(2016年)で絶滅危惧種に指定
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