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最近目立つ感染症  2024/12/10日 現在

  発熱対応は行いますので、直接おいでください。


 インフルエンザ流行中です。主にAですがBもちらほら。
 コロナはやや減少傾向ですが続いています。
 若者のマイコプラズマ肺炎が流行っています。

 当院ではコロナ専用薬は、高額過ぎること、効果に疑問があること
 のため使用しません。


〇インフルエンザ
   発熱、咳、咽頭痛、関節痛等多彩な症状。鼻腔からインフルエンザ
   ウイルスを証明する必要があります。  (迅速試験)
   一般に重病感があり辛い病気ですが、発熱後少なくとも12時間位
   しないと診断できません。本来、冬の病気と考えられていますが、
   沖縄では夏でも多発するそうです。

   
 B型は比較的症状が軽く、微熱の事も、熱だけの事もあり、症状は
   多彩で、抗ウイルス薬が効きにくい傾向です。

〇 コロナ
   インフルエンザや風との区別は、症状的には困難です。

○溶連菌感染症
   発熱、激しい咽頭痛が主要症状。大人でも増えています。典型的
   症状が無い場合もあります。発熱と強いのどの痛みがあれば、
   検査を受けましょう。

○RSウイルス感染症(毛細気管支炎、咽頭気管支炎 等)
   乳幼児で、喘鳴、呼吸困難あれば可能性大です。喘息の初期症状と
   考えられます。特別な治療なく、悪化すれば入院・酸素・点滴です。


○咽頭結膜炎(通称 プール熱)→アデノウイルス感染症
   典型例は、発熱、咽頭痛、結膜炎(めやに)で発症。小児では熱が
   長引く傾向。全身状態は比較的良好。夏場の代表的風邪ですが、
   季節を問いません。うつりやすく、特別な治療はありません。

○嘔吐下痢症(白色便性下痢症)
   定番のお腹に来る風邪(ノロ、ロタウイルス)です。


○おたふくかぜ
   髄膜炎合併が多く、男性では睾丸炎を起こすこともあり。
   反復性耳下腺炎との区別必要です。


○伝染性紅斑(りんご病)
   頬や手足の発赤。発疹の出る時期には伝染しません。大人の場合、
   関節痛や皮膚異和感強く、小児よりは重症感が強い傾向です。
   妊婦は流産等の危険がありますのでうつらないよう気を付けましょう。

○水痘
   散発的に見られます。

○風疹 和田医院ではこのところ発生なし
   症状は発熱、頸部リンパ節腫大、発疹、全身関節痛。
   妊娠初期に罹ると、胎児に問題が起こる事があります(先天性風疹
   症候群)。
   早く予防接種を受けましょう。(症状では確定が難しく、血液検査による
   免疫診断が必要です。)




    
治療に関して
      @無治療 → 自然経過を見る
      A吸入薬 → イナビル等
      B内服薬 → タミフル、ゾフルーザ
                ゾフルーザは遺伝子変化をもたらすため
                当院では原則的に使用しません。

                  →参考資料
      Cその他 → 当院では採用していません。