魚介類等の処理排水・洗浄水
  水産加工場の魚介類等の処理排水・洗浄水には、ウロコ、内臓の一部または油分が混じり、これらの排水でBOD,SS等の値を上げ、生態系や環境に悪影響を及ぼすことが危惧されています。
    水質汚濁防止法
  水環境は各種法令によって保全されており、特に水質汚濁防止法で厳しく規制されております。 一方、CSR(企業の社会的責任)が重視される昨今にあっては、環境問題への対応の重要性が増しており、 小規模企業にとっても例外ではありません。
    システム開発・ユニット化
  一般的に排水浄化施設は、大型で高価なものが多く、且つランニングコスト(維持費等)も高いと言われていますが、これらの課題を解決するため、当社では膜分離活性汚泥法を採用し、新たなシステム開発やユニット化をもって工期の短縮とランニングコストなどの総経費を大幅に削減することを可能としました。
    
  二系等式ドラムスクリーン(回転式異物除去装置)を開発し、排水中に含まれる様々な不純物や微細なSS(浮遊物質)を効率よく除去できる。
  調整槽、生物反応槽並びに膜分離層での余剰汚泥を再度ドラムスクリーンフィードバックされ、汚泥の廃棄物を最小限に抑え、同時に生物反応槽の効率を低下させない方式を開発。
  生物反応槽で寒冷地に必要な温度を一定に保持しながら膜分離槽の処理に負荷を与えず、処理能力を向上させるシステム。
  生物反応させるため散気装置による気泡の方向を下向きにして処理能力を向上。
  活性汚泥の機能を低下させる下人となる放線菌(副生成物)は、光合成細菌で処理。
  これらの技術の複合効果により、基本的に沈殿物は生成されないため、凝集剤は不要。
                                            

                                    ランニングコストの低減化
  膜分離活性汚泥法とは
膜分離活性汚泥法とは、曝気槽中で膜を利用して活性汚泥と処理水とを固液分離する方式であり、液中膜(槽浸漬型平膜分離装置)を活性汚泥中に漬け、ポンプ等を利用して膜の表裏に圧力差を設け、その駆動力を利用してろ過を行う予定。
  活性汚泥とは
凝集性の微生物からなる活性汚泥ブロックを懸濁状態で利用する処理方式。
 
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