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火星

*********************** 2003年 ******************************
 

 <2003年の火星大接近の記録(極大は8月27日)>

[使用機材] 望遠鏡 MEADE ETX-105EC or SC200L(セレストロン)+GPD-PC赤道儀
      カメラ PHILIPS ToUcam
 Pro(PC CAM) or CASIO QV-3500EX(デジカメ)

本来は同じ観測場所と一定の機材のセッティングで観測すれば大きさなどの変化が
分かると思いますが私には初めての火星大接近撮影なのでそこまで準備ができてい
ません、とりあえず上記2種類の望遠鏡とカメラはToUcamをメインにと考えていま

シーイングなど空のコンディションに左右されますが極大までに火星表面の模様の
写り方がどのように変化するかが楽しみです


☆シュミカセでの撮影分へ

************* ETX−105EC(10cm)による撮影分 ******************************
(2003/07/16〜   MEADE ETX−105EC & ToUcamPro 赤外カットフィルター無し)
 梅雨末期ですが雲が消えた直後で湿っぽい
 空でしたが透明度が少し良くなりました
 (自宅窓から)

Mars015
 左と同じソースですが左は900f全てをStack
 右は揺らいだものを除いた713fをStackしたもの
 像の歪みがなくなった程度?

Mars015Gweb
 上の画像を140% Zoom in(ソフトで)して
みました、 限界?


Mars015Gzoom
 7/20の撮影では天頂ミラーを使わず写真のように
 ヘリコイドを使ってみました、倍率が高いのでヘリ
 コイドを触っても象がかなり揺れます

ETX&ToUcamBWeb
 この日は雲が少し流れていました透明度は
 良くないです、この後曇り(自宅窓から)

Mars001c
 左と同じ日ですが約30分後の撮影
 いずれも640×480をトリミングしています

Mars005
 この日もやはり雲の切れ間を狙ったもので
 時々雲がかぶりました後は全滅(自宅窓から)

Mars007
Mars007RGB2
久々のETX画像です、上の一ヶ月前のと比較
するとずいぶん大きいですね、ビックリです・・
南極冠もかなり小さくなってます、南極はこれ
から夏に向かっていくそうです
室内からの撮影なのでどうしても窓の気流で
ユラユラ画像です463フレームをstack処理

Mars004_030820


 今夜はシーイングがいいのか模様がよく見えて
 いました、ヘリコイドを外したので画像が小さくな
 ってます、ヘリコイドを付けるとリーチが長く小さな
 ETXでは揺れが大きいのかも知れません

Mars001_030821
 右上と同じソースでstackのやり直しと赤を抑えて
 ノイズ処理をしたものです、目立つような変化は
 ありませんでした
 赤を抑えるとコントラストが下がります

Mars001b_030821
 この日はシーイングが昨日より少し悪い気がしま
 した、カラーはその日の気分で変わりますハイ
 Registax2で処理の後PhotoShopで仕上げていま
 す(トーンカーブ、ガウスボカシ、回転、明暗)

Mars006_030822We
 8/22以来久々の火星、悪天候続きで残念です
 左下の白い点はオリンポス山(標高21.3km)と
 雲でしょう

Mars030902_02
 9/2に比べると少し小さくなたかな〜
 この画像からちょっと処理手順が違い
 ます                   

Mars030907_02
 久々にETXを外に出して撮影してきました、コンデションはガスっぽくあまり
 良くありません、
 左右は同じファイルで各々ウエブレット処理を変えてみました
 左は出来るだけ自然に右は模様を強調したものです、またPhotoShop
 などのソフトでトーンカーブ調整によってもずいぶんイメージが変わります

Mars030907_01Twin
Mars030907_04
 2003/09/09に月と火星がランデブー(正立像に修正)
 ETXとToUcamで撮影(自宅窓から)

MarMoon001_004D
 2003/09/17 シーイングも透明度も悪かったです
Mars030917_001W Mars030917_003BWA
Mars030917_003WA Mars030917_005W
 右側から欠けてきています、6月頃は左側が
 欠けていました、大きさもだいぶ小さくなって
 います(視直径20.7")

Mars030930_004


************* シュミカセ(20cm)による撮影分 **********************************
(2003/07/22〜   Cerestron SC-200L & ToUcamPro 赤外カットフィルター無し)
 久々に神野山(奈良)へ移動観測の結果です
 シュミカセとToUcamの組み合わせです
 低気圧のせいか透明度は良くなかったです

Mars06SC
 神野山では2時頃には雲が出てきたため撤収し
 帰途に・・京都あたりで晴れ!道草をして撮影
 フードを付けなかったのですぐに補正板が曇った

Mars07SC
 シーイングが悪くモニター上ではフラフラでした
 望遠鏡での眼視の方がきれいで楽しめた

Mars10a
 カラーバランスを大きく変えてみました元画像は
 あまり良くありません、コンポジも少ないです

Mars05_030802
 右上の8分前のものより元画像がいいです
 8月2日大台ケ原での撮影
 時折強い風で鏡筒が揺れます

Mars07_030802
 左の画像をリサイズしただけです
Mars07_030802S
 上の元画像を模様中心に再処理、極冠がハレ
 気味になります、コンポジも増やしました

Mars07_1030802
左の画像の極冠を中心に処理
150%リサイズ

Mars07_1Polar030802
67%リサイズ画像
ソリス「太陽湖」のカエル?が見やすくなります

Mars07_1Resize
 8月2日大台ケ原での撮影(上の1分後)
 補正版が曇っていました

Mars08_030802
<番外編>
夜明け前に上がってきた・・
今シーズン初「土星」・・・
超低空のためパソコンの画面
上ではユラユラでしたが
・・
強引に処理しました。(^_^;
Sat09_030802B
 8/2の画像をRegistax2で処理してみました
 南極冠の拡大写真のほうに氷の亀裂・層構造が
 写ってる!?(まさか・・・)
 火星ではこれから夏になっていくので氷も融け始める
 そうです

Mars07SPC
 自宅から30分のところ奈良県に入った付近で
 撮影しました、生駒山がガスでぼんやりと見えて
 いましたので透明度はよくなかったです

Mars04We
 左の1時間半後の撮影です、回転して模様が
 変化するのが分かります、ウエブレット処理を
 甘めにしました、南極冠が小さくなってきてます

Mars12We
 高度25.4°と低かったのとシーイングはかなり
 悪かったです、2日前に台風が通過 

Mars030915_02
9月に入ってからはシーイングの良い日が
少なくなってなかなか撮影できませんでし
た、ようやく撮影できたのですが横に並べ
てみるとずいぶん小さくなって驚きです
xx


                               trade.jpg