さ行
○ 猿も木から落ちる 木昇り上手な猿さえも、調子にのって、自分を過信すると木から落ちることだってある。
○ 先んずれば人を制す 誰より先にスタートすると、まづ人に負けることがない。
○ 人事尽くして 天命を待つ 人としてやるべきことをすべてやって、あとは、天が決める。
○ 知らぬが仏 人間は、その事を知らない方が、仏さまのように心がゆったりとできる。
ややこやしい事にはかかわるな、知らんぷりしていろ。
○ 十人十色 人間が10人いれば、それぞれ性格も10色があって、皆違う。
○ 失敗は成功のもと 失敗に挫けず失敗から学び、頑張りつづけることが、成功への道である。
○ 朱に交われば赤くなる 赤いものと一緒になると赤くなりやすい、人は交際する仲間に感化される。
○ 十で神童しんどう 十五で才子 二十すぎればただの人
小さいころ非常に優れていると思われていた子も たいていは 成長すると共に普通の人になってしまう。
○ 住めば都 どんな所でも住んで暮らすと、そこがその人にとって、都のように楽しい住みやすい場所。
ボロ家でも家族水いらずの生活、我が家は御殿。
○ 過ぎたるは 及ばざるが如し 適度が一番。
○ 好きこそものの上手なれ 好きな事は 好きだから上手になるし 上手になるから好きなる。
○ 船頭多くして船山にのぼる リーダーがビシット、行く先を決めないと、海をいく船さえも 山にのぼってしまう。
○ せいては事をし損じる 気持ちが焦ると思わぬ失敗をするから、落ち着いて行動せよ。
○ 損して得とれ 少し損したと思っても、目先の損に捉われないことが、大きな得につながる。
た行:
○ 大は小をかねる 小さいよりも、大きいほうが 使い道が多い。
○ 棚からぼたもち 努力せずに、儲かったこと。 欲しいものが、向こうから転がり込んできた。
○ 立つ鳥あとを濁さず あと始末をしっかりすること。
○ 旅は道連れ世は情 たびはみちづれよはなさけ
旅は難義なものだから、お互い助け合って仲良く行こう、同じ立場の人どうし助け合い励まし合い。
○ ちりも積もれば山 小さな努力も 積み重なって大きな成果になる。 ちりもほっておくと山になるので、気をつけよう.
ユダヤでは 銅貨も集まれば金 きん となるという。
○ 出る杭は打たれる 他よりちょっと頭がとび出た杭は、すぐ打たれてしまう。 人間関係を譬えている。
○ とらぬ狸の皮算用かわざんよう 欲ばかりが、頭をかけめぐっている人への戒めのことば。
狸の毛皮を売ったら何ぼに成ると、先にお金の勘定をすることは愚かなこと。
○ 隣の芝生が青く見える 他人のものが良く見えてしまう、とにかく、他人のことを羨ましく思う人。
よそのご飯は格別旨い。 接待受けて飲む酒は、とにかく旨い。
他人の財布で飲む酒は特別旨い スイマセン つい本音が… 「ユダヤでは何という?」
○ 飛んで火に入る夏の虫 火の明るさに誘われてやってきて、そのまま火の中に飛び込んでしまうこと。
○ どんぐりの背くらべ 大差がないものを比べること。 どんぐりが背くらべしても、どっちもどっちで変わらない。
○ 灯台もと暗し 灯台(海を照らす灯りの台)の下は、暗くて見えない、自分の足元には気がつかないものだ。
○ 泥棒を捕えて縄をなう 泥棒をつかまえてから 縛る縄をあわててつくること 準備が遅すぎること。 次へ