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茶杓削り会


茶杓削り会とは
 秀麗庵では、茶道を理解するための1つの手段として、茶の湯で使うさまざまな竹材の茶杓を作ることを推奨し機会を設けて「茶杓削り会」で指導しております。

教室の開催
 茶杓削り講習会は希望によって随時開催しております。教室は、秀麗庵内の教場でも行っておりますが、教場外に出張しても開催しております。
 関東地方なら、いつでも希望の日時を相談した上で、指定の場所に出張して教室を開催いたします。
 気軽にお声掛けをください。写真1〜3は秀麗庵主宰の出張茶杓削り会の情景例です。


市民講座での茶杓削り会
 川越市の市民講座での茶杓削りは今年度はお休みです。またの機会をお待ちください。
  市民講座については川越市役所にお問い合わせください。

茶杓用竹材の種類
 写真4は、秀麗庵で採用する茶杓材の種類です。
左から順に煤竹、白寂竹、染竹、樋竹(実竹)、白竹です。
 竹材は、順樋および逆樋の材料があります。
 希望により、止め節、節無しもあります。



 受講者はそれぞれの竹材の中から、気に入った景色の竹材を選んで茶杓を作ることができます。
 秀麗庵の茶杓削り会に参加されたら、受講者が自作の茶杓を完成するまで丁寧に指導いたします



茶杓削り用の工具
 ナイフや削り台、ヤスリその他の工具類はすべて教室で準備していますので、申込者は、何も用意する必要がありません。 しかし、受講生が使い慣れたナイフを使うのは自由です。

出張教室
 また、関東地方は、いつでも、どちらにでも出張して教室を開きますので、気楽にお問い合わせください。

 問い合わせ先 :
    E-mail : k-kimura@email.plala.or.jp


費用
 茶杓削り会の費用は、標準として、秀麗庵が用意する竹材は、すべて茶杓1本と筒1本の1セットで、6000円です。
 茶杓だけを作る場合は、
 材料費として4000円/1本となります。
 ただし、参加人数が少ない場合には、講師料を別途いただく場合がありますので、ご相談ください。 
 茶杓材にはこのほかに、樋竹、染み竹など珍しい竹材があります

 茶杓削り会を申し込まれるときに相談ください。 これらの竹材は、なかなか入手が難しいところから、手元に教材として無い場合もありますので、その都度、相談いただければ、可能な限り準備いたします。

 1セット以外に追加して作る場合の茶杓は1本に2500円、と筒1本につき3500円となります。(各材料代は平成23年2月から改定させていただいております)
 茶杓材2本ずつでも削ることができます。

茶杓と筒の材料
 写真5は標準として選択できる筒材です。
左から煤竹、白寂竹、ごま竹です。この中から希望の筒材を選んでいただきます。 写真には掲載しておりませんが、白竹もあります。


 筒材には、すでに杉の蓋が取り付けてあります。蓋を作ることが最も時間がかかり、経験を要することだからです。
 ただし、蓋から作りたいという希望者は蓋を作ることから実習することができます。
 受講者は真形、行形、草形の削り形から希望の形に削ることになります。筒の作り方は出来上がるまで丁寧に指導いたします。


さまざまな作品
写真6は長さが異なる様々な茶杓と筒材です。
これまでかなり茶杓削りを体験してきた方が、変わった長さや形の茶杓を作ってみたいという時に参考にしてください。
左端が中節のところで2本に分割できる茶杓とそれを入れる筒です。 茶杓は長さ約10cm、筒の長さは約13cm。
中央は長さ14cmの茶杓、右端は標準的な18cmの茶杓。 
短い茶杓は携帯用、茶籠用などに使われますが、短い茶杓を希望する方のために用意してありますので、講習会を申し込まれるときにご相談ください



写真7はこれまでの茶杓削り会のなかで作られた作品の一例。
竹材の種類と景色がいろいろとありますね。筒(写真上)の削り方の違いは、左が草形、中央が行形、右が真形。


茶杓材の入手方法
秀麗庵の茶杓削り会を卒業された後も、継続して茶杓削りを楽しみたい方には、竹材の曲げ方と櫂先の作り方を指導いたします。
また、自分で曲げるのは難しいという方には、秀麗庵で作成した荒枉げ済みの茶杓材および筒材を販売しております。 さまざまな茶杓材の中から、好みの竹材を選んでください。


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        茶杓削り会の問い合わせ







某流派青年部の茶杓削り会の景1


鶴ヶ島市での削り会


きゅりあんの削り会


川越市民講座茶杓削り会


志木市 住まい塾での削り会


写真4 選択できる茶杓材


写真5 選択できる筒材


写真6 さまざまな長さの茶杓と筒


写真7 秀麗庵の茶杓削り会で製作
    した筒と茶杓の例