第12章 レッドアイの陰謀

運命の輪がそれぞれの運命を決める審判の時・・・・人は何を思うだろう・・自らの未来を切り開くか
時の運命に身を任すか・・・それはこの世に生を受けた者達が決める事・・神であれ人の運命を
決める事は出来ない・・DGのメンバーも果たして運命により導かれた者達か・・はたまた志願して
入った者達か・・・この問題は永遠の謎である・・・

スマグに行った梨沙が古都に戻る道中妖しい集団を目にした・・それはレッドアイの幹部&
信者が大名行列のごとく、かなりの集団で古都方面に向かっているただ歩いているだけではなく
完全武装した集団であった・・・

〔これは何かある・・・〕
梨沙はそう直感し・・・古都への帰路を足早に移動するのであった・・・・

一方古都ではいつものように賑わいを見せていた・・・
お店を開く物・・買うもの・・・・また狩りのPTを求む者・・・・そんな古都に場違いな男が1人
崩れた王宮跡に入っていった・・・・

〔ふふふ・・この奥にあるはずだ・・伝説のレッドストーンが・・・あの石を手に入れば・・・〕
この男はビュ−ト・・そう、アイオテを操るレッドアイの総帥でも有りナイト達を苦しめた
張本人でもある・・・・そしてビュ−トが神殿奥にある王の玉座に着くと・・・

〔ふははははははは・・・・ついに見つけたぞ!伝説のレッドストーン!!!〕

レッドストーンは王の玉座の後ろに隠し部屋が備わっておりそこに封印されていた・・
ビュ−トはレッドストーンを手にとると・・呪文を詠唱始めた・・・

〔長き眠りし魔界の魔物・・・・紅き悪魔よ・・我が名はビュ−ト、再び眠りより目覚め我が力となりて
この世を再び暗黒の世に変えたまえ・・・・〕

ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

呪文が終わるとビュ−トの身体は半獣人に変貌を遂げた・・・・

〔すばらしい!これがレッドストーン・・いや魔界の力か〜〜〜〕

その頃・・世界では昼間というのに暗黒の雲が世界を覆い始め・・人々は驚き・・またある人は神へ
祈りをささげた・・・・
その頃DGのメンバーは・・・・

梨沙:〔始まっちゃったみたいね・・早く古都に行かないと・・・・・〕
ヨーコ:〔これは・・・・・レッドアイか・・・〕
デミタス:〔・・・・・・・・・(´ω`;〕
isaku:〔これはいったい・・・・〕

迫り来る戦いにDGメンバーは戦闘態勢の用意をしていた・・・・とその時・・・
古都に響く声があった・・・

我が名はビュ−ト、レッドアイ総帥である・・今度から人間界はこのレッドアイが支配することとなる
おろかな人間よ、我に忠誠を誓えば力と永遠の命を約束しよう・・・

その時であった・・・
みにゆき;〔ばっかじゃないの・・・人間は限られた時を生きれるから一生懸命になれるの〕
S830:〔永遠の命を与えられたって・・それは幸せにはなれない・・・〕
ハエル:〔それに邪悪に落ちてまでも永遠の命なんて欲しくも何とも無い!〕

その瞬間であった・・・古都中が魔物が次々と出現し古都が戦闘状態に陥った・・・

古都は私達が守る!!!
みにゆき達は・・その場に居た仲間たちとPTを組み・・次々襲ってくるレッドアイ幹部たちに応戦を開始
だが、武装してない一般市民が次々と魔物達に襲われ始めた・・・

ハエル:〔くっ!流石に守りきれない・・・・〕

その時であった・・・・・・遠くから見慣れた集団が走り寄ってきた・・・
梨沙たちDGのメンバーである・・・

〔ハエルさん大丈夫?〕
〔結構きついね・・・なんかこの信者や幹部・・かなり強いぽね・・・〕

その時・・・聴きなれた悲鳴が・・・

〔助けて〜〜〜><〕

S830が多くの敵に囲まれ四苦八苦していた・・・・
みにゆき;〔Sさんがあぶない・・・助けにいくぽね〕
ハエル;〔だが・・こちらも囲まれてる・・・どうすれば・・〕

俺にまかせな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

その時、現れたのはジェ二ウスであった・・・・

おらおらおらおら・・・・レッドアイ幹部達くたばりな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

この時梨沙は声を張り上げ・・・叫んだ・・・

〔古都に居る皆さん私は、Divine Guardianの原田梨沙、これはレッドアイによる古都襲撃です・・
腕に自信のあるかた・・近くに居る人とPTを組みこれに立ち向かいましょう!!!!!〕

その叫びの後・・・古都から歓声の声があちこちからこだました・・・
その場にいた見ず知らずの皆でPTを組み始め応戦を開始したのであった・・・・