第5章  テレス流派皆伝

ナイトがテレスの元で修行して3ヶ月という時が流れた・・・
DGにはいつもの雰囲気が漂っていたが・・アイオテの表情には
何故か不安が窺い知る事であった・・・


〔アイオテ・・今日の対戦相手の資料よ・・・〕
ヨーコがアイオテに資料を手渡しながら気を使っていた・・
だが、アイオテの真の心配事はレッドアイというカルト宗教団体のことだった
そんなこんなでギルド戦が始まろうとしていた・・・

一方・・テレスとナイトは・・

エントラップメントピアジング~~~~~~~~~~っ!!!

バキバキ・・・メキメキメキ・・・・・ずず~~ん!!!!

ナイトはテレスが見せた小枝で大木を倒せるまで成長していた・・
それを見ていたテレスの声が響いた・・・
〔ナイト!踏み込みがまだまだ甘い・・・・・だが、よく3ヶ月頑張ったなそろそろDGの
ギルド戦が始まる時間だ・・行ってやれ・・・〕

厳しい言葉にもテレスの優しさが伺える言葉だった・・・
〔ありがとうございます・・では師匠、仲間のもとに言ってきます・・〕
と、そのときだった・・・

〔テレスかわいいよ・・・テレス〕

陽気な声の主は社長のムスコだった・・彼は影ながらナイトの修行風景を
見ていたのであった
〔ぶっ!!社長・・見ていたのか・・相変わらずだな・・ww〕
テレスが苦笑しながら社長を見ていた
〔うえっうえっ!!wwwwww・・ときにナイトはん・・古都に戻るのなら・・送りまっせw〕
〔その前にナイト・・おまえに渡すものがある・・・〕
と・・テレスが小屋から出してきたものは1本の槍であった・・・
〔師匠・・これは・・?〕
テレスが渡した武器は銀色に輝き美しい装飾などが施されていた・・・
〔この槍はビル・・しかも攻撃レベ9の魔力を持った私の槍との姉妹槍だ・・これをおまえにやろう
今のおまえなら十分使いこなせるはずだ・・・さあ、時間がない早く行きたまえ!〕
〔はい、・・・皆、今行くぞ!!!〕

そして・・一方ギルド会場で戦が開始された
〔結局ナイトさんは来なかったね・・・〕
皆が口を揃えて残念そうにいったときであった・・・

〔食らいな~DG!!!!〕

なんと、Gv開始直後奇襲に遇い・・陣形は乱れ・・両陣営とも混戦した
戦いとなった・・・しかし敵の圧倒的な勢いにDGはどんどん押され始めていた
〔くっ!流石に奇襲攻撃が繰るとは・・マジできついな・・・〕
アイオテから弱音が少しこぼれた時・・・
〔うら~~~~~~~~~~死ねや!!!〕
相手の別働隊が目の前に現れ・・敗北を悟った時であった・・・

ばたっ!・・・ばたっ!・・・ばたっ!・・・・・

なんと相手ギルドが次々倒れた・・・・
〔こ・・これは!いったい・・・だれだ!!!!〕
と、そこに居たのは・・・・・

ナイト!!!来てくれたのか~~~

アイオテの歓喜の声が響いた・・・
〔アイオテさん・・遅くなって申し訳ない・・受付で手続きに戸惑ってしまってww〕

〔このやろう~~俺を無視するな~~~~!〕
自分を無視された相手ギルドのメンバーが攻撃をナイトに集中をはじめたが・・・
ナイトはサイドステップとダミーステップでほとんどの攻撃は当たらず相手も
焦りと苛立ちが見え始めた・・
〔ハァハァ・・・すばしっこいやつだな・・・攻撃が当たりもしない!〕
そんな相手にナイトは槍を相手に向けて・・・

エントラップメントピアジング!!!!!

うわ~~~~~~~~~~っ!!!

ナイトのエントラ一撃で相手はその場に倒れこんだ・・・
強化されたエントラは4人から・・倍の8人に増えており、テレスから
授かった槍で強力な技となっていた・・・その姿を見たアイオテは・・

〔テレス・・・テレスにそっくりになってきたなwww〕

〔ふふ・・・2代目テレスの誕生かな?〕
〔のようね・・・w〕
ロスト、よ-こがボロボロのいでたちで林の中から現れてきた・・・いかにも激戦を潜りぬけた
姿をしていた・・その姿を見たアイオテは笑いながら・・
〔なんだ・・その格好はw・・それともGv中に2人で良い事でもしていたかw〕
〔冗談言わないでアイオテ!・・私達は林の奥にいた敵を倒していたんだから!〕

ヨーコは真剣に話していた横でロストは・・・
〔いや~ヨーコさんのおっぱいは流石にもみ応えありましたよ~さすがB95~www〕
〔ロ~ス~ト~・・・・ぎりぎりぎりぎりぎり・・・・〕
ヨーコの眼差しは血走り・・・大型攻城を向けて戦闘態勢に・・・
〔あわわわわ・・・ヨーコさん冗談冗談・・マジで勘弁~~~~〕
慌てて逃げ出すロストにGvでの緊張が和らいだのか皆で笑いあっていた
〔よし、DG全員整列!これよりGv会場より撤収する全員後にづつけ!!〕

一同:〔了解!!〕

そして、苦戦はしたがナイトの復活によりDGはギルド戦にからくも勝利を飾れた・・