第7章 レッドアイの陰謀

アイオテの行方不明から1週間がたち・・・・メンバー達の不安がよぎる中・・・
闇の楽園ギルドマスターS830からアイオテ目撃を知らされたDGメンバー・・
それを聞いたナイトは愛用の槍を持ち一路スバイン要塞に向かうのであった
だが、このとき・・DGメンバー&テレスなどに胸騒ぎがしてならなった・・・

ナイトはギルド創始者アイオテを探して一路廃墟スバイン要塞に向かった・・ここは王制時代の戦争で激しく
戦いが行われた場所で敵兵、味方兵士、民間人など多くの犠牲者が出て呪われた土地
として誰も寄り付かない場所である・・・

[しかし・・・いつ来ても・・・薄気味悪い所だな・・・]
ここに居る魔物はゴボルト&ゴブリン、狼といった下級モンスターばかりだか・・・一般の人から見れば十分
恐ろしい魔物の巣窟だろう・・・そしてナイトは兵舎跡に向かった・・・
[ん・・・ここは兵舎か・・・よく見ると当時の槍や剣が散乱している・・・ん!!]
ナイトはここにきて不思議な事に気がつく・・・・

[ここのエリアだけ・・ホコリなどがつもっていない・・・人の出入りが最近あったようだな]
そうして奥に入ると地下の階段を見つけ・・さらに奥に足を運んだ・・・

[なんだこれは・・・!見たこともない機械や実験道具がしかも新しい!!]
それは廃墟にあるはずの無い物ばかりであった、ナイトは証拠品を採取していた時であった
[何者だ!]怒鳴り声と現れたのは黒いマントを羽織ったWizであった・・・・

[その姿・・やはりレッドアイか・・・客人に茶の1杯も出さないとは流石に邪教集団ですね・・]
[残念だが、お茶とは招待したお客に出す物で招待してないお前に出す事もないだろう・・]
[おやおや・・これはいっぱい取られたな・・・]とナイトは間合いを取りながら逃げようとしたとき

[お茶は出す事は出来ないが、ファイアーボールを出してあげましょう・・・]
[おや、私はまだ死にたくないのでそれはいらないね・・・w]

そうして、WIzから放たれたファイアーボールは寸前のところで交わし・・相手の懐で槍を
突き放った・・[ぐはっ!!]そのWizはその場に倒れた・・・・・
[さて・・・お前たちここで何していたか話してもらおうかな?]と相手の胸ぐら掴んだ時であった
ざくっ!![がはっ!]真っ赤な剣がそのWizの心臓を貫いた・・・・
[誰だ!!]ナイトは槍を構え再び戦闘態勢に入った・・・

そこに居たのは同じマントを羽織っていた男だが・・顔はフ−ドを深く被り口元しかわからない・・
どうやら剣を使うと言う事は剣士のようだった・・・・
[仲間を平気で殺すとは、いくらなんでもお前正気か!!!]
[・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・]

男は無言でナイトに切りかかった!!ガキン!ガキン!ガキン!
[なんてやつだ・・・ランサーの私の敏捷とタメ張るほどのすばやさ・・・こやつできる!]
しかし・・ナイトにはこの男の太刀筋には覚えがあった・・・がこの時は思い出せなかった
[いいかげんに、素顔を見せてみろ!]ナイトは武器を槍から弓に変え相手にランドマーカーを放ち
マントを焼ききった・・・・

[みたか、私はマシンランサー・・槍だけでなく弓も使えるのですよ!]
そうして薄明かりの中・・・その男のを見たナイトは・・・・