第8章 引き裂かれた友情

スバイン要塞に辿り着いたナイト・・・ここの地はかつての戦争の爪痕残る
呪われた土地と人から恐れられている土地・・・
そこで調査をしたナイトにレッドアイ幹部が襲い掛かる・・しかしナイトは
打ち倒したもう1人の男と戦う・・だがその正体を見たナイトは・・・・


[おまえは!・・いや貴方は・・・ア、アイオテさん!!!!]
そう、ナイトの前に立った男の正体はDivine Guardianの創設者でもあり、ナイトを高く評価して
ギルドに入れてくれた元ギルマスのアイオテその人であった・・・・
[アイオテさん・・何故貴方が、レッドアイと手を組んで・・!!]
しかし無情にもナイトの問いかけにアイオテは返答もせずに無言で襲い掛かってきた・・・

ガキン!ガキン!・・・この時のナイトはすでに戦意を喪失・・防御がやっとの状態であった・・・
[アイオテさん、返事して・・同じギルメンのナイトシェードですよ!!]
そうして、2人はいつの間にか地下から外に出て袋小路に押しやられていた
[くそっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!]
ナイトのビルが弾かれて、地面に突き刺り目の前にはアイオテの真紅の剣の先端があった・・・・
[やばい、このままではここで死ぬ・・・]
ナイトの心には恐怖心が強く出てもはや蛇に睨まれた蛙の状態だった・・・
そうしてアイオテは剣を振りかざした時だった・・・

ガキ--------------------------ン!!!!!!!!!!!!!

金属がぶつかる音と共にナイトが我に帰るとそこには一人の男がアイオテの剣を受けていた
その男は、ナイトとアイオテと共によく知る男であった・・・・
[テ、テレス師匠!!]
そう、そこに居たのは神槍テレスと名高い槍の名手でナイトの師匠でもある
[どうしたナイト・・・戦いでは常に冷静で情に流されるなと言っただろ・・・]
[何故貴方がここに・・・]
[フム・・実は原田さんにお前が無茶しないように監視頼まれてな・・まあ話は後だ、早く槍を持て!]
ナイトは槍を持つと構えて戦闘体制に入った・・・
[師匠、アイオテさんが・・アイオテさんが・・・]
[今の彼には何言っても声がとどかない、彼は凶戦士化している・・・]
[凶戦士・・・]
[どの道、現在ではこちらが不利だ・・いったん引くぞ!]
とその時であった・・アイオテの後ろから1人の男が姿をあらわした・・

[これは神槍テレス殿ではないですか・・・有名人に会えて光栄ですな・・・]
[誰だお前は?]
[これは失礼私はレッドアイ幹部のビュ−トと申します、あなたの戦歴良くご存知ですよ]
[ホウ・・私も有名になったものだな、良ければサインでもしようか・・?]
[いや結構・・私たちにとっては貴方はどうやら敵になりそうなのでね・・・それにこの場で
貴方たちに・・・消えてもらいます・・]

その時・・テレスは不適な笑みを浮かべながら・・
[残念ながら・・それは不可能だな・・・・]
[なに・・お前たちに何ができるというのだ、たとえ神槍といわれた貴方でこの剣士を倒すのは不可能なはず・・・)
[確かに、伝説の不死騎士(アンデットナイツ)の鎧と、悪魔の血剣(デビルブラッディ-ソード)相手では
私ですらかなわんな・・・だか・・これぐらいはできる・・]
とテレスは大声で・・・

[社長!!、今だ!コール]

次の瞬間テレスとナイトは鉱山町ハノブにいた・・・・・・・

[ほう、この装備を一目で見抜くとは・・・さすが神槍と言われた男・・だがもうすぐで・・・]
ビュ−トは不適な笑みを浮かべアイオテと共に闇に消えていった・・・・・・