第26章

古都ブルネイにはあわただしくなっていた・・・
ピカプールの城が一変し・・魔城と化し・・・兵士たちも人間から魔族に変わっていった・・・
梨沙皇女もリンケンの最前線に兵を増強し緊張感は再びピークに達しようとしていた

そして・・最前線のリンケンで砦に立つ二人の男が居た・・・アーカントスとisakuの
二人である・・・砦の頂上でマントがばたばたと揺らめき、深刻な表情をしていた
元DivineGuardianの2人には次の戦いの大きさがひしひしと感じていた・・

〔ア-さん!!あれを!!〕
その戦いは・・・すぐにやってきた・・・魔軍総勢1万人・・・こちらは正規兵あわせても5千人
部が悪い戦いでも彼らは戦うしかなかった・・・

〔総員戦闘配備!!敵がせめてきたぞ!!!!〕
isakuが叫びながら馬に乗り用意が整った兵士を連れ先陣を切った!
アーカントスもisaku騎馬隊を先導して敵軍のど真ん中に切り込んだ・・・
両者混戦し激しい戦いになっていた・・・しかし・・その戦いを影ながら
見ていた男が居た・・・・・

〔isaku!!おまえらしくない戦いしてるな!!!〕

その男はisakuのそばに行くと、どんどんパラレルスティングで相手を切りつけ
敵をなぎ倒していった・・・
〔おまえ・・・ジェニウス!!・・・何故おまえが!!!〕

isakuは苦笑しながら戦い・・・お互いにそろそろ年齢的に隠居になろうと
言う年齢だか・・・その剣士が再び戦場に立ったことに驚いていた・・・
〔DivineGuardianばかり美味しいところばかりもっていくなww
俺らもブルネイに住む人として戦うときは闘うさ!!!〕

そして、アーカントス、isaku、ジェニウスの3名が先陣を切って闘うが
さすがに相手が倍の軍勢で苦戦は必死だった・・・
〔凄い数だな・・・だが数だけ居たって!!!〕

その時、別方向から・・・・大勢の人の影が見えはじめた・・・
〔やばい・・敵の援軍か・・・・〕
アーカントスに焦りの色がでた時だった・・・その軍勢は旗を掲げた・・・
その旗の紋章をみて皆は目を疑った!!!

〔ロイヤルガードが儀によって助っ人いたす!!!!〕

先頭に立った1人の剣士が叫び・・・ピガプールの魔軍と交戦をはじめた・・・
剣士はサザンクロスを連発しブルネイ軍&ロイヤルガードが魔軍を押し始めた・・・

〔サンライトさん・・何故あなた方まで・・・・〕
それを聞いたサンライトは笑いながら・・・アーカントスに話し掛けた
〔すべてはテレスから聞いた・・・後で詳しく話す・・・今は目の前の軍勢を
倒してからだ!!!〕
〔おう!!!!〕
アーカントス、isaku、ジェ二ウス、サンライトはお互いに剣を上に掲げると・・・・

〔総員!突撃!!!〕

そして後方からウォ−カーは兵士達にエビ&ブレをかけるとターンアンデットを
開始し、魔軍の骸骨剣士などを次々と倒し始めた・・・

そして・・・一方古都では・・・
〔なんですって!!リンケンの最前線で戦闘がはじまったと!〕
梨沙皇女は再び援軍を送る検討をしていた時だった・・・兵士の
一人が賭けより・・梨沙皇女に話し掛けた・・・その時
〔梨沙皇女!!!戦いが始まったて〜本当ですか?〕

何とかエルメシアたちが到着し、事の重大性を皇女から聞かされた・・・
現在ピカプールは魔城と化し、兵士たちも魔物に変貌され・・・
大変な事態という事だった・・・
〔エルメシア・・私はこう言う事は言いたくは無いのですが・・・〕

梨沙皇女はナイト、テレスと目を合わせると・・・次の瞬間・・・

〔元DivineGuardianのメンバーとして言います・・・皆さん・・ローゼンの野望を
打ち砕くため・・・現DivineGuardianメンバー総員出撃してください!!!!〕

そして、城門が開き兵士たちのファンファーレの曲と共に・・エルメシア、こげぽん
ガイエン、クドリャフカ、バルス、飛鳥、ユーストマ、オクレ兄サンそれと
それと兵士たち500名が出撃した・・・・
 それを見送った梨沙もナイト&テレスと共に出撃の準備を命令・・ほぼ古都ブルネイ
軍全員に出撃指令が下った・・・・

それから急いで馬車を走られること40分・・・エルメシア達はリンケンについた
一同は戦闘状態に入り次々と骸骨剣士をたおしていた・・それを見たアーカントス
の叫び声を聞いた・・・
〔ここは俺たちで抑える!おまえたちは城に乗り込んで相手のを総大将を倒して来い!!〕
しかし・・エルメシア達の目から見てもこちらが不利なことは明らかだった・・・
エルメシアは首を横に振るが・・・・

〔ばかもん!!!!!!!!!!!!!〕

ばしっ!!!!!!!!!!!!!!

エルメシアを叩いたのはisakuだった・・・
〔お前達DivineGuardianの役目は邪悪なる神々を倒すことだろう!バルス・・エルメシアを
城まで送ってくれ・・・〕

isakuはエルメシアをバルスに預けたときだった・・

うわっ!・・・この野郎!!!!!

isakuは敵に囲まれ多くの骸骨剣士たちに切りつけられていた・・・・

〔くっ!!!〕
エルメシア達は傷つき倒れていく仲間を背にして走った・・・
〔isaku師匠・・・・もしかして・・死ぬ気か・・・〕
バルスや皆も加勢はしたかったが涙を飲み・・・城に突き進み始めた・・・

〔突き進め!!DivineGuardian!!!・・・骸骨剣士おまえらの相手は俺たちだ〜〜〜!!!〕